『風と土とデモクラシー』 | 100%糸島のブログ

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100%糸島とは、来年2月の糸島市長&市議選挙に向け、市民参加型の新しい政治を実践、実現していく市民グループです。
投票率100%、自給率100%、満足度&幸福度100%を目指します。

「デモクラシー」とは、大事なことはみんなで話し合って決めるということ。
いろんな主義や主張を越えて、大事なことを他人まかせにせず、自分が大切にすることと、他人が大切にしたいものは違うという前提に立つ。そして、みんなで話し合う態度であり、語り合う場であり、その根本にある文化のことです。
この根本を今一度学び直し、3・11以降に顕在化した、新しい社会の価値観を共有し、この糸島の地「土」に、新しい「風」を吹き込み、豊かな市民文化を育てていきたいと思っています。

100年先1000年先の「風土」をつくるために、あなたの参加が必要です、あなたの力が必要です。


vol.1『ネイティブ・デモクラシー
  ~あなたの内にある!魂の民主主義~』

ゲスト:星川 淳 (作家・翻訳家、環境活動家)

 屋久島在住の環境活動家:星川淳さんをお迎えし、自身の活動の原点やこれからの市民主体の新しい民主主義のあり方についてお話しを伺います。
 星川淳さんは著書『魂の民主主義』の中で、ネイティブアメリカンのイロコイ族が高度な民主主義文化、対話の文化を発達させ、争いのない社会を築いていたと紹介しています。
 先人たちが深い精神性とともに磨いてきた智慧を学び、それを具体的な行動へと結びつけたいと思います。

日時: 2013年9月28日(土曜日) 13:00 OPEN  13:30-16:30

プログラム:
星川 淳 講演      13:30-14:30
星川 淳 X 佐藤俊郎 対談  14:50-16:00
遠藤幹雄ライブ           16:00-16:30

場所:糸島市 伊都文化会館 視聴覚室
   (糸島市前原東2丁目2-7)

参加費:予約1000円/当日1200円

予約・お問合せ:itoshima_100@yahoo.co.jp


vol.2:『脱産業化時代のグローバル社会で求められる自立と共生の精神をどう育てる?
―――オランダの民主的シチズンシップ教育に学ぶ』

 東日本大震災とそれが引き起こした原発事故を経験し、私たちは経済発展至上主義がもたらしてきた多くの社会問題に直面させられました。これからの社会を担う子どもたちには、「当事者」として正しい情報を受けとめ、それを基に自立して批判的に考え、意見の異なる他者と共同してより良い社会を求めて社会参加する市民となるべく育てられることが必要です。
 70年代以降、「脱近代」「脱産業化社会」に向けた社会での議論を基に学校教育のあり方を大きく変えてきたオランダ。
 今回はオランダ在住で比較教育、社会学の第一人者であるリヒテルズ直子さんをお迎えして、これからの新しい「市民像」について考えてみたいと思います。

ゲスト:リヒテルズ直子 

日時:2013年10月22日(火曜日)18:00 OPEN  18:30-20:30

プログラム:
リヒテルズ直子講演: 18:30-19:30
トークセッション:  19:30-20:30

場所:糸島市 伊都文化会館 視聴覚室
   (糸島市前原東2丁目2-7)

参加費:予約1000円/当日1200円

予約・お問合せ:itoshima_100@yahoo.co.jp


● vol.1ゲスト
星川 淳
1952年、東京生まれ。九州芸術工科大学、米国ワールドカレッジ・ウェスト中退。
82年より屋久島在住。作家・翻訳家、一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト理事長。
ちょうど講演当日、小説第2作『タマサイ』(南方新社)を刊行予定。著書に『魂の民主主義』(築地書館)、訳書にP・アンダーウッド『一万年の旅路』(翔泳社)、共著に坂本龍一監修『非戦』(幻冬舎)、監訳書にA・ヤブロコフ他『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店)ほか多数。
TUP監修『世界は変えられる』(七つ森書館)でJCJ市民メディア賞受賞。

佐藤 俊郎
1953年水俣市生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学)、UCLA大学院修士課程修了。
工業デザイン事務所を経て渡米。12年滞米後、1994年に(株)環境デザイン機構設立。
九州芸術工科大学非常勤講師、福山市立女子短大教員などを歴任。
都市計画、地域活性、建築設計、展示設計など幅広く手がけ、朝日新聞社主催東日本大震災復興計画私案(2011年)で最優秀賞受賞。
「場所の力(共訳)」(学芸出版)「アメリカンドリームの再構築(共訳)」(勁草書房)など。


遠藤幹雄
作曲家、サウンドプロデューサー、DJ
アニメ『K』、栗山千明主演ドラマ『秘密諜報員エリカ』、庵野秀明監督映画『キューティーハニー』、松田翔太主演『ワルボロ』、NHKドラマ『花の誇り』等のサウンドトラック作曲。
ディズニーピクサー配給映画『Mr.インクレディブル』、吹石一恵出演『丸井/シロツメ草』等のCM曲作曲。
大黒摩季、TRICKY、佐田真由美などの編曲。
United Future Organization 『VonVoyage』、『3rd.Perspective』の共同プロデュースではロンドンアビーロードスタジオレコーディングを敢行し、世界30ヶ国以上でメジャーセールスされ、数々のランキングを得る。

● vol.2ゲスト
リヒテルズ直子
1955年下関に生まれ福岡に育つ。九州大学大学院修了。専攻は比較教育・社会学。
81-83年マラヤ大学研究留学。83-96年オランダ人の夫とともにケニヤ、コスタリカ、ボリビアに在住。
著書に「残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ」(光文社)/「オランダの共生教育」(平凡社)/「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」(平凡社)/「オランダの教育」(平凡社)/「祖国よ、安心と幸せの国となれ」(ほんの木)他。

児玉 崇(Kodama, Takashi)
1978年、福岡県糸島市(旧前原市)生まれ。2003年、国際基督教大学(ICU)教養学部卒業。
証券会社勤務などを経て2010年、東京都中央区から糸島市へUターン定住。現在、合同会社伊都システム代表社員。2児の子育てパパ。子どもは未来そのもの、自立志向の住民自治をモットーに希望が繋がる未来を構築中。好きな言葉はRESPECT(敬意を払う)。


藤井芳広(ふじいもん)
1978年滋賀県生まれ。詩人。NPO法人いとなみ代表。環境文化NGOナマケモノ倶楽部理事。NPO法人食育推進ネットワーク理事。2003年、東京にて、環境や平和をテーマに市民活動を開始。
2011年、糸島に移住し、自然の中でお米を自給しながら、お隣り韓国の人たちとつながり、糸島にアジアのモデルとなるようないのちと平和に根ざした文化とコミュニティづくりを進めている。


主催:100%糸島/協力:せふり山系 森と水のねっこわーく、ナチュ村、ピースボート100%糸島のブログ