秋から冬に変わっていく季節だった。
わたしは、もう戻りたくなかった。
また引きこもるなんて、絶対に嫌だった。
こんな繰り返しこりごりだ。
こんなことじゃ元気になって、またひきこもって…を一生繰り返すことになる。
絶望的だ。
段々と、過食の頻度は増えていく。
朝家に一人だと過食をして、吐ける分だけ吐き、学校へ行き、帰ってきたら過食をして、また吐ける分だけ吐き、カロリーを少しでも消費するため、縄跳びをひたすらしてからまた塾へ行く…
でも塾へいっても、なにか食べたくて、食べたくて、しょうがなくなる。
そんな気持ちが辛すぎて涙が出てくる。
勉強が手につかなくなって早めに家に帰る…
そんな日々が続いた。
それでも、なんとかどん底に落ちるまえに踏ん張っていたくて、なるべく外に出掛けるようにしたり、気分転換を心がけたり、過食をしても、明日はきっと大丈夫だって、前向きに気持ちを切り替えるようにしたり。
過食をおさえるために頑張った。
ぼろぼろになる、一歩手前だった。
もう、嫌だった。
お願いだから、
普通に生活させてほしい…
でもその原因が、過食って、なんなんだろう?
醜い、甘えている、誰にも言えない理由だ。
安定している時期は、全然こんな食欲はなかった。
お腹空いたら食べて、少し間食したりもして、食べなくても平気な時は食べない…
そんな普通なわたしだったのに。
原因って、なんなんだろう?