秋。
わたしはまた引きこもりになった。

食べるのがとまらなかった。

体重はまた十キロ増え、60キロ以上になってしまった。
病院の先生が、摂食障害や鬱は波があるから、今調子よくてもまだ分からないといっていたことは、本当だった。

すっかり、また心は暗闇。
ネガティブなことしか思い浮かばなくなり、からだも言うことを聞かなくなっていた。

たった半年でも、学校に通えていたことが考えられない。

後期の授業が始まっても、わたしは行けなかった。

正直この期間のことは一番記憶にない。

ただ家のなかで生きていたが…

だんだんとまた、過食が落ち着いてきた。
落ち着いたと思ったらまた急に凄い量を食べてしまったり。
食べていないとどうしようもなくなってしまったり。
死にたくて死にたくてしょうがなくなって…



でもまた落ち着いたり。

それを繰り返した。
その落ち着いていることが増えた時、痩せた。
53キロほどになった。
自分の中では53キロが許せる線引きなのかもしれない。
6月ころからまた学校に通い始めた。
そしてまた、友達と遊び始めた。
40キロ台になると、急に自信がつく。



メイクもお洒落も楽しい!
何でも頑張れる!
何でもできる!
はいになっていた。

そんなまだまだ不安定な気持ちのままなのに、
わたしは、大学に行きたくなった。

もう一度、学生になりたかった。
あと、悔しかった。
人と比べてばっかり。
中学まではずっと同じだったのに
リア充している同級生が、妬ましかった。


本当に馬鹿らしいけど、そいつらを越えてやりたい!
そんな気持ちで受験勉強を始めた。

大学に行きたい理由を聞かれたら、
勉強が楽しいから。
学びたいから。
仕事を選びたいから。
そんなことを答えていたが、今思えば全て嘘だった。