わたしのからだは
変わってしまった。

学校から帰ると毎日食べたい気持ちが止まらないのだ。
何とか止めようと思っても止められない。
毎日過食をしてしまうのだ。
何でも食べてしまう。
茹でて食べるラーメンをそのまま食べたり、マーガリンや、人にあげるために買ったものまで。
自分の気持ちが言うことをきかない。
母には怒られる。
調子にのるなと言われた。


太る。
どんどん太る。
どうしようどうしよう
とめなきゃとめなきゃ
47キロくらいになっていた。
今ならまだ間に合う。
後悔する。
後戻りできなくなるまえに、
早く。


とても悩んだ。
食べるのが止められないことに。
誰にも言えなかった。
頭はそれしかなかった。
誰にも言うことは無かったが、すでに学校は楽しめなくなっていた。
こんなことがなければ楽しいはずだった。
それなのにもう、やばいやばい家に帰ったら今日は絶対食べてはいけないと、授業中もずっと考えていた。
人前で食べることができなくなり、給食を食べられなくなった。
朝ドーナツ食べ過ぎちゃったとか、理由つけて、もう今まで通りの生活ではなくなっていた。

歯をアロンアルファで止めてみた。
ぎりぎり喋れるし、たべなくてすむ。
結局きちんと喋らなければいけないとき、無理やりとってしまったのだけど。

家では食べることしかしなかった。
塾に行ってもその悩みでいっぱいで勉強に集中できない。
お腹が苦しく指一本動かせなくなるくらいまで食べた。
息もいつも通りできなくなるくらい食べた。
本気で救急車を呼んだ方がいいんではないかと思った。

冬休みにはいり、みんな受験一色。
わたしは49キロ。
頭は「断食」一色。


この時わたしは
まだ元に戻れたのかな?
どうするのか正解だったんでしょうか。
ダイエットを初めてのめり込んだ時点でもう、こうなる運命だったのかな。
43キロになったとき、
50キロ台でも普通に生きていた過去のわたしがただただあり得ないと思った。
でぶ。
恥ずかしい。


絶対に戻りたくないと思っていた。