十日町で一箱古本市とアートめぐり。 | いとぽんの『メモのすすめ』

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新潟県からこんにちは。
出張本屋をしている、店主いとぽんの徒然日記。本の屋台と古いトランクをもって、次はどの街にいこうかな。

旅にトラブルはつきものです。

 

8月3日~5日まで、十日町で一箱古本市に出店するべく、着々と準備をしていたのですが、

出発直前に車のトラブルが発生。

走行中に謎の車の揺れが生じるので、出発2日前に車屋さんへ修理に出しました。

 

大きな故障なら、修理に時間がかかるはず。

車がなかったら、どうやって本や什器を運べばよいのだろうか。

 

本をかばんにつめるだけ詰めて、電車で行くしかない!?

3日間の出店分の本とディスプレイ用の箱を持っていくとは、かなりの荒行・・・。

 

絶望的な状況にハラハラしながらも、心を静めて出店準備をしていると、車屋さんから奇跡の連絡が。

 

タイヤが暑さで変形したみたいだから、交換すれば大丈夫。

 

た、助かった・・・!

 

今年の猛暑はいろんなところに影響しているのか。みなさまも、お気をつけください。

 

とういう訳でどうにか出発に間に合い、十日町で出店してこれました!

 

 

 

8月4日(土)、5日(日)は、映画『図書館戦争』のロケ地にもなった、十日町情報館で出張本屋をしてきました。

 

25店ほどの小さな本屋さんが出店し、無人販売でお客さんがセルフで本を買えるお店と、

店主がいる対面販売のお店が並びました。

 

 

 

なかみはヒミツの冒険文庫は、ほぼ完売!

 

 

手にとってくれた方は、今頃新しいジャンルの本の冒険を楽しんでいることでしょう。

 

 

また、十日町市内では3年に1度の大地の芸術祭が開催されていて、

その影響か県外からの観光客や海外からのお客さんもちらほら。

 

私も、せっかくなのでちょっとだけアート巡りをしてきました。

 

 

「香港部屋」

 

「たくさんの失われた窓のために」

 

「ポチョムキン」

 

 

車を走らせていると、おもむろに作品が展示されている面白さ。
日常的な風景や建物が、アートと一体化することで非日常になって見え方が変わる。

 

全部の作品をまわるのは一週間程かかるらしく、作品の多さと展示範囲にはびっくり仰天ですが、

またゆっくりと訪れたいなと思いました。

 

 

いとぽんより