明日は満月。

 

 明日はメインスト。

 

 

 そう思ったら、いつの間にか手がキーボードに伸びていました。

 

 はい。

 私が今、書こうとしているのは、まさに明日以降の更新で触れられるであろう西の国の過去、ひいてはラスティカのお話

 そして、その二つに大きく関わるヒント…というか要素が開示されているのが、この過去イベントストーリー夢抱く飛行士のバラッドです。

 

 

 ~あらすじ~

 

 

 “ 魔法化学装置で作られた「空飛ぶ船」が忽然と消えた。

 そんな依頼を受けて、調査に向かう西と中央の魔法使いたち。

 危険な噂がある西の国のラングレヌス島へと潜入するが……。

 ──空を飛ぶのが夢だった。鳥のように、魔法使いのように。”

 

 

 

 

 主役サムネイルはムル。ストーリーでも触れられた、西の国で巻き起こる、過去のムルが残した遺産を巡ってのストーリーになります。

 

 もう、本当に、多分明日で全て明らかになってもおかしくないですからね。

 今の内に、考えられる全ての考察を出し切っておこうと。(笑) そういう魂胆のもとにやっております。

 ダラダラ書いてても明日はやってくるのでね。さくっと書いて、覚悟を決めたいと思います。(そうは言いつつ中央バラッドを先送りにしている顔で)

 

 では。以下に実際にストーリーを読みながら書き殴った感想モドキの叫びを纏めていきたいと思います。

 

 ※ネタバレ注意!!!!↓↓↓

 

 

 

 

 

西のバラッド読みます…。

 絶対愛憎コンビじゃん~~~~~……。

・この過日鏡とシャイロックのくだり胸がギュッてなる。

 過ぎ去ったものは二度と手に入らず、ただ眺めることしか出来ない。そして、今が何度も塗り替えて行ってしまう

 ほんとシャイロックの立場で見た時の全ての景色が苦しいんですよ。(n回目)

 これを愉悦にすら転換できるシャイロック、千五百年熟成させたロマネコンティ変態過ぎるだろ。


・船と雲間の影……ときたら飛行船かぁ。

 西の国の技術知らない人間からしたらそら怖いだろうなあ。制空権のことだってあるだろうし。


・確かにもう賢者云々の話じゃなくなってきちゃうねぇ。。

 というか、やっぱり賢者様は“中央の国のもの”扱いなんだろうか……。

 中央は特に西ともバチバチしてるというか、ご機嫌伺いに必死だし、上手いことやりたいけどね。

 西の技術で牽制するってのは、確実に効いてるよなぁ。


西の魔法使いのフリでアーティ、カイ、リック、オズワルド🤔
 真面目な中央まほに出来るかなぁ……って心配した矢先から疑われてて笑った。
 ラスティカほんと面白いな🔔
 バレそうになったらハンドベル適当に鳴らすて。そんな感じでいいんすか西まほ……。何かもう、笑いさえ取れれば優勝みたいなところあるよな、西。


・魔法舎に依頼を持ってやってきたのは、西の国の機関士・ベンジャミン
 職人気質のガンコそうなおじさんにも委縮しない賢者様、気さくだなぁ。

 流石中央とほぼ同じ気質なだけのことはある。


・どうやら、西と中央の空に現れたのは、一夜にして盗まれたムルの飛行軍艦だという。ベンジャミンはその整備士で、ムルの設計図を元に自分が造り出した飛行軍艦を何とか見つけ出してほしいとのこと。
 オカルトだとグレムリンとかがで出来そうな話題ですね。


真面目漏れてるよカイン、ベル鳴らして。

 ていうか、リケ……じゃなくてリックがハンドベル持ってると、それこそ教会のクリスマスみたいで永遠に微笑ましいですね。


・ドラモンドさんやるぅ!

 お城でウロウロしてたベンジャミンを魔法舎までサクサクっと案内してくれたらしい。すっかり賢者と魔法使いの味方である。あんなにネズミにされたのに……。


西まほ頭おかし過ぎて草
 本当、他の魔法使いと居る時は比較的穏やかでマトモなこと言ってる風だけど、実際は北まほと同じくらい話通じない感じなの大好きなんだよね。クロエですらそう。
 西まほぶりたい中央まほたちが慌ててハンドベル振るのかわいすぎる。し、なんかその適当なノリで大体合ってる感じしてくるのも笑う。

 西まほならある日突然、「賢者様、今日は全員で喋るたびにハンドベルを鳴らしましょう」「そういう記念日になりました^^」とか言ってきそうだもんな。

 晶「?????」 東まほ「(頭痛・眩暈・胸焼け)」


・オズwwwww
 ベルうるさ。

 むしろスノホワとかフィガロが居る環境で何で何の疑問も持たず天然ボケでいられたんだ、この世界最強……。


そうなんです 俺の魔法使い 綺麗でしょう?

 どのイベントでもたびたび「綺麗」と称される俺の魔法使い。気分が良い。美しきことはよきことかな。(全ルッキズムを敵に回していく発言)


・ラスティカほんとに誰彼構わずいってんだなwww

 整備士のおっさんにまで行くのはもはや“ノルマ”じゃん。
 

アーサー「自分が得意なことや、粘り強く続けてきたこと、みなそれぞれ違う力や知恵を持ち寄ってこそ、苦難を乗り越えることができるのだと思う。」

 

「西の魔法使いたちは、そういうことを自然とできる者たちが多くて、私は好きだ。」

 

 わかるよアーサー!
 ピーキーだからこそ、お互いを補い合うことに積極的なんだよね、西まほ。

 バトルでの連携が早いのも、こういうところが由縁なのかな?
 北や東と違って「私もこれくらいなんだから、あなたもこれくらいはやってくれるんでしょう?」って、当たり前のように他者を信頼しているし、応えてくれるんだよね。

 そこまでにかけてきた情熱こそが真実で本物だと知っているから、至らない相手を嘲笑ったりもしないし。

 物凄い自律と寛容性ですよね。逆に言うと、その自己完結っぷりが付け入る隙の無い、頑固な弱点でもあるんだろうけど。(笑) フィガロや北まほが嫌がる部分ね。

 

楽譜を燃や……!?

 あのラスティカからそんな話が出てくるなんてめちゃくちゃ意外……おい!!!!こんなとこで明転すな!!!!
 余韻を感じさせろ。何、あっ、すいませ~ん、今のナシで~すみたいな場面転換してんだ。

 

 

・衣装は正統派のスチパンだねぇ!

 飛行船工房への潜入ということで、作業服とフライトジャケットやヘッドギアがモチーフに組み込まれている。

 腰から提げたガスランプや計器、望遠鏡やツールの数々からは、西の国の文明レベルが窺える。

 特にムルシャイ、クロエがかわいいね……!!

 中央だとカインがめちゃくちゃ馴染んでるwどっちかっていうと、鍛冶職っぽいから、リケとカインはいわば金属パーツの加工部門の研修生かな?

 装備的にも実機を飛ばすのがムル、シャイロック、クロエで、オズ、アーサー、ラスティカがドックのエンジニア、って感じかな。オズは絶対どっかに髪挟むからちゃんと纏めとけと思う。


・マナ石の山を北まほに見せたらダメだよwww
 それにしても、マナ石の質の良し悪しってなんだろ。経年?

 ……と思ってたら、どうやら普通に“もとになった魔法使い(魔法生物)の強さ”みたいです。ああ、オズをしつこく狙うのはそういうのも……。


まほVS軍艦……!?ジブリやん!!!!
 いいね、飛行船に乗り込んで動力源をぶっ壊す!お約束だね!!!!

 今回の厄災の影響は、飛行船そのもの。暴走し、無差別に街を攻撃する飛行軍艦を止めるべく、賢者の魔法使いたちが立ち上がる。盛り上がって参りました。


・シャイロックの力みインヴィーベル初めて聞いた!!!!
 かもしれない。

 

\厄災ビジュアルドン☆/

 

 

いやショックカノンついてんじゃねーかwwwww

 これ描いたデザイナー、楽しかっただろうな……www

 これほっといたらアレじゃん、甲板のなんか、球みたいなのでエネルギー吸収して、下のカノンからビームがビンッ!!て出て、街がビームの形状に消し飛ぶやつじゃん。ムル、何してくれてんの?????
 

・わあ 暴走してるとはいえオズがちょっとでも影響受けるレベルか。

 北まほレベル、とはいかなくても、人間にしてみれば大いなる一歩過ぎるな。

 届きうる、って思っちゃうのも仕方なさそうだ。


おお……ムルのかっこいいとこだ……!!

 学者キャラが集中すると周り見えなくなったり、何か特定のものを貪り始めたり、とか。オタクが好きなやつですね。


シャイロックーーーーー!!!!

 ビームの射程に捉えられ、更にそんな土壇場で厄災の傷に苦しみ逃げ損ねたシャイロックを、間一髪でムルが救い出す
 あのムルにそんな……ピンチのシャイロックを守るなんて……と、シャイロックだけじゃなく俺までもが思ったけど、そうか……“ムルじゃなくなってしまったから”、かもしれないんだな……。
 

変わってしまった友人……。

 あの船のように。造り出してしまったことで変容してしまった友人は、どこまでが本物なのか?

 それとも、知らなかっただけで、ずっと昔からそんな一面を持っていたからこそ、ムルはシャイロックを顧みたのか?

 それとも、もうとっくに、魂が砕けたころに、ムルという存在は消失してしまったのか?

 でも俺もシャイロックも、研究資料を全て失った日にベネットの酒場を訪れたムルが居たことを知ってるんだよ……;;;

 “魂を輝かせる美学”、そして、“では魂とは何ぞや”、これがムルとシャイロックを取り巻くテーマでもある。


いやこれはオズじゃないと無理だw
 今まで出て来た厄災の中でもトップクラスのモンスター、まさしく厄ネタ。

 魔法科学が絡むとここまで恐ろしいものになっちゃうかー……。

 

“西の魔法使いは、愛したものに一途になる。

 どれほど愚かで痛ましくても、愛することをやめられない。”

 

 “だから、一途に愛したその心を、彼らは決して笑ったりしないんだ。”

 

 わかる。
 愛するものを愛する才能だけは誰も西まほに敵わない。

 飛行軍艦を失うまいとするベンジャミンにも、その愛を見出す西の魔法使いは、何とか飛行軍艦を傷つけずに制御する方法を模索するが……。
 

ラスティカ!?!?
 模索している間に「こらアカン」とばかりにラスティカが突然制御装置をブッ壊して力技で解決させてしまいました。

 急にどうした!?

 ……と困惑したものの。

 以前にも自分が作った曲で悲劇を生んでしまったことを知り、楽譜を燃やした経験を持つラスティカが、彼の言う“役目以上になってしまったもの”に対して抱いた、ラスティカなりの真摯な気遣いと、そこから来る素早い判断だったのかもしれない。もっと悪い形になる前に、誰かが終止符を打ってあげなきゃっていう。

 もうちょっとなんか前フリしてほしさはあったけど。(笑) 緊急事態だからね……。

 それにしても、やっぱりラスティカって下手したらムルシャイよりも強いよね?オーエンとかとタメ張れそう。

 ていうか、どっちも覚えてないだけで、敵国同士の騎士と王族として戦ったこともあるんじゃないかと疑っているよ。

 

・オズ〜そんな木っ端微塵にせんでも……。

 悪さしたとはいえ目の前で自分の作品バッラバラにされたら流石に心折れ……いや、いっそそんくらいしてもらった方が気を取り直し易いかも……。


・そうね。いっくら優れたものだとしても、「楽しみ」とかから逸脱しちゃうとね。。
 創作者が生み出した責任って、ある。私は特にそれを“無事に終わらせること”だと思っています。

 物が持つ役目……というか、ここでもやっぱり魂の話になってくるよね。付喪神的なことじゃないけども、どっかで“何かを宿らせてしまった責任”ってのは必ず付き纏う気がする。そういうところで物を大切に愛するってのも、西まほの矜持の一環だったりするんだろうな。作り手の魂を感じるというかさ。

 

クロエは優しいねえ。。
 

夢がある限り終わらない。

 良い締め括りですね。

 

 

 

 三年目ヴァレンタインの時も、ムルはずっと“夢の先”の話をしていたのが印象的だったなぁと思い返しています。

 たくさんのものを見て、知って、それに飽きてしまったら、今度は自分が創る側に回ってみること。

 今回も、“かつて自分は箒じゃないもので空を飛ぼうとした”、そしてその意志を受け継ごうとしたベンジャミンにも、“自分ですらまだまだ、あれを過去にしている”、“今ならもっと良いものを作れる”、と伝え、人間が空を飛びたいと願う無謀な夢にも希望を見出しているんですよね。

 

 自分の人生を面白くし続ける為の努力の方法や、自分の人生を輝かせてくれるものの愛し方を、西の魔法使い達は深く重んじて、賢者様にもいつも教えてくれるな、と。

 楽しんだモン勝ちじゃん!!という、本当に、享楽主義的な考え方ではあるんですが。でもそれもある種、真理だと思うんですよねー個人的には。

 自分の好きなことや楽しいことだけ考えて、突き詰めて考えて動かないと、人生勿体ないジャン!!っていうのは。特に我々人間は魔法使いほど生きられない訳ですしね。

 西まほ関連のイベントだと、なんかそういう、前向きな気持ちにさせてもらえるのがいいとこだなぁと思います。ライターさんの芸術家・クリエイターとしてのモットーみたいのがちらっと覗けたような気分。

 

 守るものがある人とかはね、そうもいかないよ!ってのもあるんでしょうが。(笑)

 私のような無敵の人は、どちらかというとやっぱり、西や北の魔法使いのように、“個人としてどう誇れるように生きるか”が大事に思えたりするものです。

 いつも言っているような気がしますが、まほやくはそういう人を否定しないところがいいな、と。

 個人主義や合理主義……言ってしまえば、発達障害や愛着障害の隠喩ですよね、あの辺を描写しながら、でも断じて弱者だったり、悪としては描かない、という。

 彼らにだってこれだけ良いところと悪いところがあって、彼らはこうやって生きているんだよ、という手の差し伸べ方が上手いなぁと。

 所謂“そっち側”の人間だったとしても、こういう風に、誰にでも(?)分かるようにかみ砕いてから食べさせてあげる、橋渡し的な役割って、すごく難しいことだなって常々思うんですよ。

 だって、お互いにその人生を体験してない訳ですから。(笑) 知ったこっちゃありませんよね。

 うーん、まほやく、中身は平成中期の魔法のiらんど逆トリップ逆ハーレムものかと思いきや、もしかしたら令和に相応しい多様性のストーリーなのかもしれん。🤔

 

 そんなところで。西バラッドの感想はこんな感じですかね。

 相変わらず、シャイロックとムルの話になると、つい涙腺が緩んでしまう。

 どうにか……どうにか一番幸せな形で決着がついてほしいですよね。。

 

 はい。

 

 はぁ。

 

 ラスティカのところで触れましたけど。

 

 明日かぁ…………。

 

 多分、ついにいよいよ、“ラスティカの書”として、彼の視点で描かれることになるんですよね。

 ウォワーーー……そしてジルが動き出せば、オズやリケもどう巻き込まれてしまうやら……と。

 カインのほうにはオーエンとアーサーが向かったけど、そこでも喧嘩が起きないか心配だな、とか。

 東まほは……東まほは無事ですか……?とか……www

 キャラゲーですからね、絶対に死ぬ訳ないと断言できるんですけど、推しが大怪我してたら心配ですよ。

 

 皆さんも明日。明日ですよ。

 腹括って、更新待ちましょうね。落ちる時は一緒だからな。手ぇ握っててよ。言ったからね。お願いだからね!!

 

 

 

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いとぷ