Book Film Festivalとは…
『読書をするきっかけや読書による学びを深めることなどを目的とす る「ブック フィルム フェスティバル」は(一社)ブック フィルム フェスティ バルと共催で実施します。「ブック フィルム フェスティバル(以下、BFF とい う。)」は、国内外の児童・生徒・学生・一般の方が、自分の好きな本(他者に おすすめしたい本)を題材に作成したブックトレーラー(本の予告編となる 2 分 程度の動画)を募集するコンテストです。』 ―国立市市長室広報・広聴係
https://www.city.kunitachi.tokyo.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/4/Rr4.7.19_BFFkaisai.pd
ということで。
この度、2023年度Book Film Festivalにて私の友人である春木わんこさんの作品が、学生・一般部門での最優秀賞と国立市副市長賞を受賞しました。
すげえ。
はい。で、実は私がこのナレーションを担当してましたよ、という話です。
↓この記事の時ですね。w
いやぁ。
ナレーションやってくれん?と依頼された時は、本気と冗談半分で「最優秀賞取ったろうな」と話してはいたんですが、まさか本当に受賞するとは…これもわんこさんの努力の賜物です。でも審査員の方からのコメントでナレーションにも触れられていて、しっかりニヤつきました。
いいんかな。私みたいのんがそんな…教育委員会とかが関わっているような賞に携わっていたことを暴露してしまって…。まあもう貰っちゃったからね…。犯罪は起こしてないし大丈夫やろ…。
アニメーション、本当すごいですよね。星の王子さまの世界観が完璧に再現されている感じ。
私もナレーションを担当するに当たって、幼少期に読んだきりの原作を読み直してから映像を見たんですが、「わー!!原作絵が動いてる!!」と。
なのでアレも見たいコレも見たいとワガママを言ったりもしました。(笑)
本当にね、コレ、題材選びから、絵の一枚一枚も、それをどう動かしていくかの絵コンテも、どういう音楽を使うかも、春木わんこさん一人で作られてるんですよ。それ聞くとビビるでしょ?w
たった1:23の動画の中に、わんこさんの技術の粋が込められてます。
たった1秒でもタイミングが違えば表現が変わってしまう作品で、締め切りのギリギリまで微調整を重ねていたわんこさんに深い尊敬の念を抱いたのを覚えています。
結果、『星の王子さま』という物語が持つありのままの魅力を伝える、普段から温和で思い遣りに満ち溢れた、けれども抜け目の無いわんこさんらしさを持つ映像になったのではないかと思っています。
物事…というか作品って、複雑で難解で冗長にするのは案外簡単なんですよね。
それを敢えて、魅せたい部分だけをピックアップして、綺麗に整頓して、誰が見ても分かりやすいように表現する、というのは、これは経験とセンスが必要になってくるわけです。その点を、わんこさんはサラーッとやってのけているように見せている。実はスゴイことなんだぞということを俺はちゃんと言っていきたい。
春木わんこさんによる動画、皆さんも是非、ご覧になってください。
そして良ければ、ご自分でもこのBook Film Festivalに作品を応募してみてください。
あなたが愛する一冊を読み返し、またその素晴らしさを広められる絶好の機会ですから、オタク風に言えば布教のチャンスに他ならないですゾ!
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いとぷ