はい。

 という訳で、ペルソナ3ポータブル/ペルソナ4ザ・ゴールデンがそれぞれ1980円だそうです。

 何言ってんだ???

 

 

 

 ドーモ、いとぷです。

 私、普段一度クリアしたゲームって余程の理由が無いともう一周やる気にならないんですが、この値段ならちょっと迷っちゃいますよね。次はハードモードでやってみようかな、とか。

 ペルソナ全然やったことないよー、とか、結局PだのFESだのGだのなんやねんという方に説明すると、ペルソナ3ポータブルは、PSP版に移植されたペルソナ3で、ハード移植に当たって容量削減のためにムービーや3Dキャラクターの演出が減った一方で、4の後に発売された作品ということで、3では実装されていなかった戦闘でのガードシステム、更にパーティメンバーへの直接指示、女性主人公の選択が可能となった、“より洗練されたペルソナ3”となっています。

 対してペルソナ3FESはあくまでFESという追加要素を内包したものなんですが、これがまあ、その、追加された後日談等がちょっと半ば公式でも黒歴史化していることなどもあって、かなり不可侵領域となっていまして。

 ええ。なので初めてペルソナ3をやるよ!だけどPS2もPS3も無いし、4や5みたいな便利さに慣れているよ!という人は普通にこのポータブル版をプレイされるのがいいと思います。でも無印やFESを経験しているとよりありがたさがある。

 4ザ・ゴールデンは、これもPS2で発売された4のシステムや要素が改善・追加された上で、PSVita向けにリマスタリングされたものなので、やっぱり初めてペルソナ4をやるならコレが良いと思います。私も大部分の記憶失ってるだろうし、Gは何気に触ったことないのでやってみたさはずっとある。

 

 いやあ。まさかプレイから15年以上経っても、まだキタローと番長が最新ハードに居るなんてなぁ(笑)

 

 私がペルソナシリーズに出会ったのは中学校で、絶賛不登校になっていた時期でした。

 その頃、兄も大学浪人をしていて、もっぱら日がな二人で映画やアニメを見まくったり、片っ端から気になるゲームをやりまくったりして、今あるオタク的な下地は大部分そこで養われた感じです。

 当時はもうFESが出ていて、ペルソナ3というタイトルも何となく知っているくらいだったんですよね。

 確かねえ。無印が発売されるよーって時に、ちょうど私、ハガレンにハマって月刊少年ガンガンを買っていて、そこに毎月新作ゲームの宣伝レポ漫画みたいなのが載っていて、ペルソナ3も紹介されていたんですが。

 その漫画がまあクッソつまんないわキモいわで。まあ、ガンガンなんて当時は相当キモい雑誌でしたからね、ハガレンとソウルイーターで何とか保ってる、限界オタクの氷山の一角みたいな。その印象で、ペルソナ3のこともふーんって流してしまってた。

 で、私が中学生になる頃にFESが出て再び話題となり…という感じだったんですが、まあ、初めてやった時はビックリしましたね。

 キャラクターもUIも洒落てるわ、戦闘曲にはラップとスキャットが入ってるわ、ゲーム進行はシミュレーション要素もあってめんどいわで(笑)

 

 それまで私がやってきたRPGって、テイルズシリーズジルオールシャドウハーツゼノギアスとかだったんで、学生になって昼夜を活動しながら世界をかけて戦うって感覚がすごく新鮮だったのを覚えています。

 なので、ペルソナにハマるのにさほど時間はかからなかったです。多感な時期でしたからね、キタローの髪型もマネしたし、使っていたWALKMANにわざわざケースを用意して首から提げられるようにしましたし。これは本当に便利だったので高校くらいまではずっと使ってましたね。制服も派手にアレンジしてめちゃくちゃ怒られました。アイタタタ。

 でも、こう、あれをやった時思ったのは、「個性的でいいんだな」ってことでしたね。

 何分学校という場所が大嫌いだったので。でもキタローや番長の立場になった時って、学校には行かなきゃいけないんですよ。コミュとかパラメーターの為に。だからそこで自分なりにどうやって楽しもうって思った時、「ああ、自分らしく過ごすのが青春なんだ」ってことに気付いたんですよね。

 だから、学校に行けるとか行けないっていうよりも、自分の人生を自分で選んで楽しもうっていう気持ちが芽生えました。ペルソナやって、こんな風に思うのは少しヘンかもしれませんが。(笑)

 しかもね、私、ちょうど番長と同級生なんですよ。94年生まれ。

 ペルソナ4が発売したのは2008年で、私は夏休みにわざわざ新横浜のビックカメラで予約したペルソナ4を引き取りに行って、予備校に行く兄にネタバレをしないようにヘッドホンをつけながら、ブラウン管テレビで朝から晩までプレイして。今でも鮮明に覚えてます。結局自力じゃ詰みかけて、菜々子のあたりくらいから兄の手を借りてしまったんですが。w

 今は中学生だけど、高校生になったら、私にもこんな仲間が出来るのかも?って。

 そんな風に思い描く未来は、楽しかったです。それで殆ど諦めていた高校にも、通おうかなぁという気にもなったので。もう一つは高校卒業してないと声優の専門学校や養成所に行けないっていうのがデカかったですけど。当時はそうだったんですよ~。

 生憎、私の現実の青春というものは期待外れでしたが、それでもペルソナ3・4と過ごした時間は、かけがえのない思い出です。めちゃくちゃ買いましたからね、関連書籍とかドラマCD。ドラマCDの良さがな~またコレ。コレ。

 あれを聴いて、「もしかしたらこの業界に行けば自分も報われるのかも?」とか思っちゃったのがな。懐かしいですね。

 ね~。ただの過去になるかと思いきや。まだ全然新作みたいな顔してるっていう。w

 5とかもね、それまで休んだことなかった専門学校を始めて一週間しっかりサボって徹夜でクリアしましたからね。8年も待たされたので。

 そしてもう5が出て7年。え?

 7年……!?

 いやいや。14歳が22歳になるのとはやっぱりスピードが違いすぎますね…恐ろしい。

 とりあえず私は、未だにクリアしてないペルソナQ2を何とかすべき。

 Qは面白かったんだけどさぁ……。

 

 

 

 

 みんなはその間、3と4やって、6の発売を待っててやってくれよな。

 

 

 

 

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いとぷ