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これ読みました。
「行動分析学」というと少し堅そうな感じがしますが、これは心理学の一種です。
イメージからして心理学というと、人間の「こころ」についてだと思うかもしれませんが「心理学」とには実にたくさんの種類があるのです。
その中でも行動分析学は
人間や人間以外の動物の行動には、それをさせる原因があるのであり、行動分析学はその原因を解明し、行動に関する法則を見いだそうとする科学(本文より)
です。
本書の前半では、行動を『死人には出来ない活動』と定義した上で、行動の直後に起きる状況の変化が行動の「頻度」をどのように変えていくかについて書かれています。
少しこれから使う言葉の定義を定めたいと思います。
強化:行動の回数が増える事
弱化:行動の回数減る事
好子:行動の直後に出現した場合に行動が強化される刺激や出来事
嫌子:行動の直後に消失した場合に行動が強化される仕事や出来事
です。
何で言葉の定義をしたかというと、好子とは言わずに、「行動をした後に幸福感を感じるもの」みたいな事を言ってしまうと、
じゃあ幸福感ってなによ?人によって違くない?
みたいな話になってしまうからです。
そういった話をさけるためにも言葉の定義をしました。
(ただイメージとして、好子はうれしい事、嫌子は嫌な事、でいいです)
これらの4つをマトリクスにまとめると

みたいな感じです。
ちょっと具体的な例で説明してみます。
好子出現による強化は
水が欲しいときに蛇口をひねると水が出る。
で説明できます。ここでは、水が欲しいときに蛇口をひねると『水がでる』という好子が出現しています。好子が出現した事で、
次も水が欲しいときは蛇口をひねろう!
と、この行動が強化されているわけです。
もし断水が行われていたりしたら、この行動は強化されません。
次に嫌子消失による強化は
親から怒られている時に、謝り、親が怒るのをやめる
と、こういった過程で説明できます。この場合、『親から怒られる』ことは嫌子です。 親から怒られるってそんな気分がいいもんではないですよね。ここでは謝るという行動によって親が怒るのをやめます。これが嫌子の消失となり、謝るという行動が強化されます。
こんな感じです。
そこでぼくが本書を読んで一番ハッ!!とのは、僕自身の親との喧嘩にこれを当てはめてみたときです。
僕は親とよく口喧嘩をします。先ほど示したように、素直に謝ればいいのですが、僕は永遠と怒鳴られていると、どうしてもイライラしてきて反論してしまいます。そうすると親もまた反撃し。。。みたいなパターンが多いです。
ここで、今まで僕は、自分が親に反論するのは「親の言ってる事に納得がいかないから」だと思っていました。しかし行動分析学的にいうとそうではないのです。
「親から怒られる」と言うのは僕からしたら嫌子です。ここで僕が反論するとどうでしょう。一時的ではありますが、僕が話している間、親は僕の事を怒っていません。これには嫌子消失による強化が当てはまります。永遠に続く怒鳴り声を、反論することによって一時中断できます。僕からしたらこれほど素晴らしい好子はありません笑 これによって僕は無意識のうちに「反論する」という好子を強化してきたのです。
もちろん反論する事で喧嘩は続くわけですが。。
自分は、親の言ってる事意味不明!!!と思って反論しているいる、と思っていたのが行動分析学的に言うと間違っている、といった事実を実感したときかなりビビりました。
人がなにかしらの行動をとっているときに、行動している張本人は、自分がなぜこの行動をしているのかわかっている気がしてる場合が多いと思いますが、行動分析学では、
本当に、なんでその行動とってるかわってんの?
みたいなところをつっこんできます。人の行動を科学的に分析して、人が自分の意思で行っているとおもっている行動を、感情的にではなく、科学的に、本当の原因を探っていくようなところがとっても面白かったです。
みなさんも良かったらぜひ!
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