今日は、5月24日でー。
もう、GWから20日も経っていますがー。
ピアノ動画をやっていますが、イベント動画はできるだけ早くアップしたいーと思いながら、はかどらずー。
毎週のようにイベントに出向いているのでー。
なんだか忙しいー。
5月3日に音楽祭に行きー。
5月4日には、山中漆器祭りに行きましたー。
山中温泉は、温泉はもちろん、漆器の街でもあります。
「菊の湯」という町民の湯が、中心部にあり。
その周辺で、イベントを開催。
毎年、5月の連休にあります。
石川県では、九谷焼の産地でもあり。
同じ日程で、能美市のほうでは、「九谷茶碗祭り」というのも開催されてて。
いろいろ、楽しめます。
去年は、茶碗祭りに行きましたがー。
今年は、漆器まつりに行きー。
動画をアップしたいのですが、忙しく、現在編集中ー。
「あーそうですよねー。そうだと思いますわー。」
「非売品になさったらなあーなんて思っていましたのにー。みなさん観にこられるのにねー。
残念ですー。」
なんて、大きなお世話なことを言ってしまいました。
「ホントですよね(笑)
あ、でもこちらに、同じ作家さんのがありますよー。」
輪島塗の田谷漆器さんがこの作家さんに発注したわけでしたが。
ここの山中の若き店主さんは、同じく若い経営者田谷さんと、親交があるとのことー。
奇しくも、自分も、田谷漆器さんのクラウドファンディングに参加させてもらったりもしたので。
そんなつながりが、いろいろ楽しいです。
実は、山中漆器と、輪島塗はご縁が深いのです。
むかしむかし。
古くは、輪島では、丸いものを作れませんでした。
丸いものを、ノミを使って、作っていたといいます。
かたや、山中は、ろくろを使った、お椀などの丸い製品を作っていました。
山中の奥地には、「ろくろの里」という施設があります。
「日本一の木地挽きろくろ技術」とあります。
木地職人さんが、周辺の木を選別し、ろくろを使って、丸い漆器のもととなる、器を製作。
この、まだ塗っていない器を、木地といいます。
これが、山中漆器の本髄なのです。
だから、木地に自信がある、山中塗は、木目を生かした透明の漆をほどこすのが、かつての主流でした。
やがて、山中から、輪島へ、職人さんがろくろの道具を持って出向き。
広めて行ったそうでした。
今では、輪島でもろくろ挽きの木地師さんがいて、木地の制作も、現地でまかなっていますー。
ということを、ウチのもともと漆器屋さんをしていた、Mさんというかたにお聞きしました。
Mさんは、昔は30人ほど職人をかかえていた漆器店で。
家業を継いで、全国各地の漆器の産地に出向いたそうで。
茶道に使う、棗を専門に作っていて。
お茶の免状をとり、全国のお茶会などに出向き。
自社製品を売り歩いたそうでした。
漆器の歴史にお詳しくー。
山中漆器と、輪島塗の関係を、お話してくださいました。
うちの患者さんです。
治療させてもらいながら、ほかにも、いろんなお話が聞けて、有意義です。
漆器まつりと、地域の祈願祭があり。
不思議な、空間でした。
あーー。
日本っていいなー。
しみじみーー。
ちなみに、この加賀市ロータリークラブから加賀市に寄贈された、駅ピアノですが。
お披露目でハラミちゃんが弾いていましたがー。
ワタシも弾いてみましたがー。
この、全面に咲いてる桜はー。
山中塗の蒔絵師さんの作品だそうです。
山中漆器組合が寄贈したそうでした。
加賀市には、加賀市中央公園に千本桜がありますので、それがモチーフだそうでした。
ちなみに、ハラミちゃんは、ボカロ曲の「千本桜」を弾いていました。
開進堂楽器さんが、詳細をアップされていました
↓
あ、開進堂楽器は、サックス体験をさせてもらった楽器店さんだわー。
点と点がつながってー。
なんか、色々、楽しいです。
スティーブジョブスがスタンフォード大学の演説で、点と点のことを言っていましたがー。
ジョブズが言ってた主旨とはちがいますが。
なんだか、どんな経験でもその後に、つながっていくような、妙な感じがします。
いろいろ脱線しましたがー。
漆器の良さを、伝えたいー。
心から、そう思います。