【 このブログは、25年前、重症再生不良性を発病し、骨髄移植をうけた当時の家族や、周囲の人たちの、記録となります。

当時の日記があって、育児日記や忘備録も兼ねていますので長文すみません。ブログ主は、現在元気で生活しています。】


友人のひとり、悪性リンパ腫のノブコさんは、とても前向きで。


もう、ワタシだったらとっくにめげて、どうにかなってるかも。


骨髄移植といっても、ほぼ、ダメもとみたいな感じがしてた。


成功率が低いと、聞かされていた。


それが…。


なんと、成功して退院までできたのでした。


第2回銀杏の会にも名前があって。


外来で時々、会いました。



ただ…。


もう、心身ボロボロというか。


ワタシが陥った、更年期障害みたいな感じがでてて。


しかも、骨粗鬆症も発症して、腰や、背中が曲がってしまって、見た目にも30代にみえなくて…。



性格も、だんだん、変わってきた気がしました。

不満や愚痴が多くなったというか。


どんな副作用があったとしても、命あることがありがたいはず。


と思うのが、一般の考え方かもしれないけど。


更年期障害もでてるのかもしれないかなと、わたしは自分がそうだったので、更年期障害の治療をすすめました。


それで、彼女は主治医の先生に相談。


しかし、ガン再発のリスクを高めるということで、却下されたということです。


その後から、なんか人がかわったみたいになったノブコさんになって。


電話かかってきても、愚痴ばかり。


そのころは、もうすっかり日常生活に復帰したワタシをみて、うらやましいと思われていて…。


気持ちが晴れるなら、愚痴ぐらいはきくつもり。

だって、一緒に戦ってきた大事な仲間だし。

ノブコさんの気持ちがよくわかるし、寄り添いたいのに…。


と思ったけど。


もう力になることができないどころか。


自分はもう、関わらないほうが、いいのかな。

元気な、ワタシをみてると、心が平穏じゃなくなるのかなと、思ってしまいました。


疎遠になっていって、今どうされてるか、わかりません。


ホントは、ワタシ苦しい時にいつもそばにいてくれてくれて、元気をくださって、ありがとうといいたい。


お返しできなくてゴメンナサイ。


届くかな、この思い。

ノブコさん、ありがとうございました。



それから数年後、シンが小学生に上がるタイミングで、主人の故郷の石川県に移住。

そこで、あらたに整骨院を開業。

ゆみちゃんも、一緒にくらすことになり。


ワタシは、もと病人と思えないくらい、朝から晩まで、仕事も、家庭のこともこなして、今に至ります。


この20数年、1日たりとも病欠することなく。

周囲には、むちゃくちゃ働き者と思われている。

病気ひとつしない、元気なひとと思われている。


病院は、数ヶ月に1度、通院。


ヘモグロビンは13とか。

血小板も、20万以上。

甲状腺の機能がやや低下しているので、補う薬を処方されるほかは、すべて、異常なしで。


ただ血糖値が高いという(笑)


とりあえず、こんな感じで、長い人生の中の一コマですが、忘備録兼ねて、みなさんの参考になればと、公開してきた次第です。


今後は、病気とわかった直後の様子や、市民病院、移植病院に入院するまでの間の日記を、さかのぼってボチボチあげていこうかなと思います。


忘備録かねておりますので、ダラダラ長くなりますが、また、よかったら覗いてみてください。


これからは、日常のこととか、Youtubeのお知らせとか挟みながら、週に1度の更新で、まったりアップしていきますので、よかったら、おつきあいくださいませーニコニコ


次回「病気発覚」


来週金曜日更新予定です。

週に一度、更新します。

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