雪眼鏡 | 人生に必要なものは、紙と鉛筆、気の合う友人、そして少々のお伽話。

雪眼鏡

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少しずつ、暖かくなってきましたね。

東京は、少し前までとても寒い日が続き、
今年になって何度か雪が降りました。

この冬は、雪の日を心待ちにしていました。
雪の少ない東京で、降るあてもないのに買ってあったのです。


これ、雪の結晶雪の結晶を見るための眼鏡です。
大喜びでベランダに出て、さっそく結晶を見ました。
解けるまでの間に焦点を定めて見るのにはコツがいりましたが、
何度か挑戦してしっかりと見ることができました。

東京にしてはめずらしく積もった日、
1日中息子と2人で家の中で過ごしました。
1才の息子を抱っこしたまま転んだらと思うとおっかない…ので。

何も出かける用事のない週末だからよかったのです。
けが人も多く、出かけなければならなかった人たちには大変な1日でしたね。

前日の予報で雪が積もりそうだとはわかっていたけれど、
朝目が覚めて、カーテンから透けてくる光が普段よりずっと明るく、
カーテンを開ける前からワクワク。
バッと開けると、一面真っ白。
まだまだ降っていました。

急いで息子を抱き上げて「ほら、雪が降ってるよ~」と外を見せると、
何故か「ははは…」とずーっと笑っていました。
去年の冬はまだまだ小さかったから、
こんなに降りそそぐ雪は、初めて見る光景です。
何だと思っていたのかなー…。

思わず「ゆきやこんこ、あられやこんこ…」と歌い始めましたが、
うちから見える光景は、駐車場を挟んで、家、家、家。
「山も野原もわたぼうしかぶり、枯れ木のこらず花が咲く~」と歌いながら、
山も野原も、1本の木も見えないなぁ…と思いました。
本当に、右も左もコンクリート。

だけど、一面真っ白なのは味気ない景色を明るくし、
電線に積もった雪は白くて長いひもみたい。
これはこれできれいかもなぁと。

今日は、長い時間外にいてもあまり辛くない暖かさ。
もう雪は降らないだろうなと思ったので、
「いつでも雪の結晶雪の結晶が見られるように…!」と携帯につけていた雪眼鏡をはずしました。

来年の冬に、また活躍しておくれー雪