大野智主演ドラマ『魔王』はどこで見れる?
久々に観たい~… と思ったらマジでどこでも見れなかった。
というわけで、押入れで眠っていたDVDを発掘してきました。
サブスクは一切ないのね、こんな名作が……なぜなんだあぁぁぁ!
色気と演技力にやられる。成瀬期の大野智の魅力に圧倒された
長めの髪にクールな表情、時折見せる儚げな微笑み。華奢さと影を抱えた強さが混ざった独特の空気感。
成瀬期の大野智はやっぱり最強かつ最恐だった。
個人的にこのドラマは、大野智の喉ぼとけの動きを堪能するべき一作だと思っていて。
さすがにマニアックすぎかw
いやマジで、セリフとか表情より何より喉ぼとけで語る男なんだよなあ、成瀬さんは。
感情を飲み込む瞬間。言葉を選ぶ間。
怒りや悲しみを押し殺して理性で押さえつける、そのほんの一瞬に喉が小さく上下するんですよ。あれがもう、とんでもない色気と緊張感を生み出しているんですよ。
涙を流しているシーンより、涙を抑えて抑えて耐えているシーンの方が胸にくるのもまた演じ方の見どころのひとつで。
あの細かすぎる身体表現、優香さんとの病室のシーンはその最たるものでしたが。
視線、呼吸、喉の動き、指先の力の入り方。派手なアクションや大声じゃなくて、静かな芝居でここまで緊張感を作れるのかと当時本気で震えた。
当時はアイドルの主演ドラマということで、軽い気持ちで見始めた人も多いかもしれません。
正直、私もその一人でした。
「はいはい、かっこいい役なんでしょ?」くらいの軽いノリで見始めたら、
あれ、なんか想像してたのと違うぞ…って。
そこからはもう転げ落ちるように成瀬沼。
回を追うごとに深まる闇、削れていく心、それでも崩れない理性。
派手な演出より、静かなカットの方が記憶に残る作品ってなかなかない。
その中心に立っている大野智の静の演技が、とにかく凄まじかった。
アイドルが演じている、という前提条件がどんどん剥がれていって、最終的には「成瀬領」という人間の人生をただ見届けている感覚になる。
何年経って見返しても、やっぱり視聴後に抱く感想は同じでした。
成瀬期の大野智はビジュアルも演技も空気感も全部ひっくるめて、やっぱり最強で最恐だった。
あの静かな狂気と悲しみを同時に背負える人はそうそういないね。