妊娠中の酷い痒みについて
妊娠週別メモ⬇にも書いていますが
妊娠後期から産後1ヶ月頃まで
地獄の痒みと戦い続けました
双子妊娠でつらいことは色々あれど
これがダントツで1番。
痛いより痒い方がつらい
気が狂ったように全身を掻きむしり
手や足は水膨れみたいになって潰れ
頭皮はポロポロ剥がれ落ちて真っ白
血が出てかさぶたになって、
またかさぶたを剥がして血が出て…
不妊治療をしてまで
子どもを望んだはずなのに、
妊娠なんか
するんじゃなかった
と思ったくらい
2箇所の皮膚科で診てもらったけど
結局診断名は特に付かなくて
”妊娠による強い中毒症状の一種”
だろうとのこと
湿疹の状態や症状を見るに
自分で調べる限りは
PUPPPに近いのかな?と…
妊娠後期、しかも多胎妊娠だと
かかりやすいらしい
妊娠性痒疹やPUPPPは
マイナートラブルの中では
それほど発症率が高くないので、
よく分かっていない部分が多い模様。
わたしも診察の時
「こんなに酷いのは初めて見た」
と医師から言われました
………………………
対処法について
とにかく保湿&薬&冷却
わたしは、ぬるいシャワー後
①アルテニーニローションを叩き込む
②処方された保湿剤を塗りたくる
③処方された薬(※)をしっかり塗る
※ジフルプレドナート軟膏(身体用)と
ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸
エステルローション(頭皮用)処方
痒みが増してきたら、都度
アルテニーニローションを重ねる
凍らせた保冷剤で冷やす
処方された薬を再度塗る
で、なんとかやり過ごしていました
それでも結局は
掻きむしっちゃうけれど
あと、ヨモギ茶も試してみましたが
わたしはあまり効果は感じられず
逆に身体が暖まっちゃうみたいで…
……………………
衣類は縫い目やタグが刺激になり
痒くなってしまうので
ひっくり返して着たり、
ガーゼのパジャマや
刺激の少ない下着を新しく購入
(スロギーまじ神アイテム)
……………………
耐えきれないほど痒みが酷くなり
途中から抗ヒスタミン剤も服用。
わたしが飲んでいたのは
ポララミン2mg錠。
ぶっちゃけ気休め程度だけど、
飲まないよりはマシ…くらい
産後入院中はさらに痒みが増し、
同じ薬の6mg錠を処方。
塗り薬もデルモベート軟膏に
ランクアップ(1番強いやつ)
この飲み薬は効いてる感じあり
初めは赤ちゃんがお腹にいるのに
強いステロイドって…飲み薬って…
って悩んだけど、しんどすぎて
そんなこと言ってられない
痒みはもの凄いストレスだし、
掻きむしると跡が残ってしまうので
酷い場合は薬も上手く使うことを
おすすめします
今の所、うちの双子ちゃん達は
問題なく元気に成長中です
産後の経過について
産後2週間くらいで
赤いボコボコ盛り上がった湿疹は
平らな茶色い色素沈着へ。
産後1ヶ月程で
強い痒みはほぼ治まり(時々痒い)
色素沈着が薄くなり始める。
生後3ヶ月で
さらに少しずつ色素沈着が薄くなり
たまーに強い痒みが襲う感じ。
産後10ヶ月目、
人目につきやすい腕や足などの
色素沈着はほぼ消滅
背中やお腹はまだ残っている感じ。
(特に背中がなかなか消えない…)
痒みはほとんど感じず。
めちゃくちゃに掻きむしった場所は
少し赤黒くなっちゃっているので、
完全に消えるのは難しいかも
妊娠中、一生全身の跡が
消えないのでは…と絶望したけど、
ある程度は目立たなくなっています