今日は、北海道で33人の感染者が出ました。
滋賀県では、11人だそうです。
今はとにかく、自分にできることをしていかないといけないと改めて思います。
昨年の11月にJOA(JAPAN Olympic Academy )から推薦をいただき、シンガポールのSOA(シンガポールオリンピックアカデミー)でのオリンピック研修会に行ってきました。
日本からは、私と学生の高山セリエちゃんが参加し、他の国の代表の人たち(ほとんどは、東南アジアの人達)と4日間勉強しました。
その中に、Peace Education という授業があり、その一部を紹介します。
先生「平和って何?」
私たち「戦争がないこと」
先生「戦争がなければ平和なの?では、今のイラクは?」
私たち「平和じゃない」
先生「アメリカと中国は?日本とアメリカは?日本と韓国は?」
私たち「、、、。」
先生「(カンボジア人の生徒に向かって)あなたの国は?(ラオス人の生徒に向かって)あなたの国は?」
カンボジア、ラオスの生徒「平和じゃない」
先生「鳥たちが食べられるためだけに生まれて、ゲージに閉じ込められているこの環境は?それを食べ残している人間たちは?」
私たち「、、、。」
先生「私はいつもどんな時も、自分の心から争いはなくせるし、平和を生み出せると思うわ。」
「平和の定義は、とても難しいけれど、考えて実行するのは人間だから、まずは自分が、自分の心が平和でいる事に努めてほしい。そして、あなた達が帰国したら、Peace Walker として自分の国で活躍してほしい」
(英語の授業だったので、完璧に翻訳できているかは、怪しいですが、こんな感じの内容でした。)
私は、これまでに平和授業を受けたことが何度もあります。
原爆や歴史も、たくさん勉強しました。
それもとても大切なことだと思います。
ただ、自分自身の心の平和(先生の言い方は、Peace in my mind)という言い方は、とても新しく感じました。当たり前のことですが、とても大切なことを教えてもらった気がします。
今こそ、本当にPeace in my mindが必要だと思いました。
自分自身の心の平和、とても大切にしていきたいです。
そして日頃から先生の言ったPeace Walkerになれるよう努めます。
後日、この話を父にしました。
私「心の平和がとても大切な事を教えてもらった。すごくいい授業で一番心に残っている」
父「禅の精神だな」
私「私はここまでストレートに言葉では習った事なかった気がした。色んな外的要因のせいで、平和を外に求めていたのかもしれへんな」
父「いやいや、心の平和ももちろん大切だけど、政治的な平和も、経済的な平和も、外からの平和もすべて同じだけ大切だと思うぞ。要はバランスだ」
私「なるほど」
なるほど。色んな考え方があると思います。
色んな考え方があって、それを表現できることも、平和だからこそ。
明日も心穏やかに過ごせますように。
伊藤みき