久しぶりの家に帰ってきて、
たんたんと毎日があって、
ゆっくり料理をして、
しっかり身体と向き合って、
たまにお散歩して、
スキーする時の感覚を擦り合わせて、
前に進んでる、
と思う。
新幹線のなかで、ゆっくり行こう、
と思ったり、
電車のなかで、ダッシュしよう、
と思ったり、
自分の気持ちだけで全ての速度が変えられるんだと思っていた傲慢な私。
本当は、レールがあって、そこに乗っていて、たくさんの方が見守ってくれていて、助けてくれて、支えてくれてる。
ゆっくり行こう、
ダッシュしよう、
もとても大切な素直な気持ちだけど、
本当に大切なのは、
前を向いて進み続けること。
自分の足で歩いて、
今しか見えない景色を見て、
頑張ろうと思う。
不意に上がった読書熱。
伊坂幸太郎さんの世界に入り浸っている私も4冊目。
森博嗣さんの時もそうだったけど、
相変わらず一度ハマるととことん、なんだな、と感じた。
同じ著者は、ほとんど同じリズムで進むから、
本当に楽しいのは一冊目の最初の3分の1な気がする。
一冊目の『ゴールデンスランバー』のワクワクは忘れられない。
それでも次々読破していくのは、やっぱり作品が持っている面白さなんだと思った。
明日もじっくり頑張る。
伊藤みき