とても久しぶりにスキーをしました。
ものすごい吹雪いていて、
目の前真っ白のホワイトアウトでしたが、
ゆっくり確認しながら、滑りました。
最初はスキー出来る嬉しさがやってきて、
次にだんだん滑れるようになってきたら、自分のスキーの感覚の悪さにイライラしてきました。笑
たくさん工夫をしながら、みてもらってるコーチと話をしながら、感覚を擦り合わせて、雪の状態や、身体や斜面など、変わり続けるコンディションに翻弄されまくりながら、楽しめました。
自分のしたいスキーの足元どころか、つま先にも及ばないけど、少しずつ、一歩ずつが大切なので、良しとします。
スキーしてる時は、ほとんどがリフトやゴンドラに乗っているような気がして、
永遠に滑り続けられたらいいのに、
なんて思ってしまいました。
でも滑走するには、当たり前に登らないといけないので、結局足が宙ぶらりんで座っている時間は長くなるんだなぁ、と思いました。
雪が白くて良かったなぁ、
とか
雪が黒だったらもっと暗い気持ちになるのかなぁ、
とか
雪は空気を静かにさせる作用があるから、防音にはもってこいかな?
いやいや、溶けるからあかん!
とか
そんなことを考えたりしてました。
膝は、強度を少しずつ上げてるので問題なさそうでした。
雪を見るとテンションが上がるし、
スキーの道具を見るとテンションが上がるし、
スキーヤーを見るとテンションが上がるのですが、
実際スキーをすると、一気に冷静且つ現実的に問題に取りかかるものなのだ、
ということを学びました。
なかなか思うようにいかない滑りが続くと、それなりにイライラするし、
それとの戦いが、
いつもの雪上トレーニングと同じだな、と思いました。
全体で捉えると、すごくいい方向に向かってます。
ただ、瞬間で捉えると、課題のその先にあるのはまた別の課題で、さらにその奥にもまた高度な課題が待っていて、どうしようもないように思えて、雪上に立つ前よりも多くの課題が掲示されたように感じました。これまでもそうだったけど、今まで以上に一つ一つ丁寧に、取り組んでいこうと思います。
焦らないけど、適切なスピードで、
自分の足で、明日も頑張ります。
おやすみなさい。
伊藤みき