スーパーナビゲータのこと | ITOMのブログ

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星空撮影日記

ほとんど、徒然ネタですが


どういう訳か、このブログのアクセスにはスーパーナビゲータを検索して

来られる方が沢山いらっしゃるみたいです。


スーパーナビゲーター自体は、どちらかと言うとニッチ?な機材と思うのですが

そんなに沢山の人が興味持たれているんでしょうか。。。。


自動導入装置を持たない、経緯台であったり赤道儀に取り付けて、ファインダー

では見つかりにくい暗い天体を導入したり、都会で一等星くらいしか見えない時に

二重星とかを導入したりするのに非常に有効な装置ではあると思います。


自分は、これまでこういった道具を2種類入手して試してます。

1つが、スーパーナビゲーター。もう1つがステラウィンドーというものです。


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スーパーナビゲータは国際光器扱いで、ベストセラーと言っても良いのではないかと

思うくらい長寿命な商品です。架台の軸にエンコーダーを取り付けて直接移動量を

測定するので、堅実な方法だろうと思います。

http://www.kkohki.com/products/snavi.html


一方のステラウィンドウですが、発売当初はテレビにも取り上げられ、盛り上がり

を見せた商品です。6軸の加速度と地磁気センサーを用いてセンサーが向いている

方向を検知するというものでした。


使った感じはスマートフォンのプラネタリューム・ソフトみたいな感じで、今では余り

珍しくありませんが、当時は画期的なアイデア商品でした。


残念なことに、上記センサーの精度は天体の自動導入に使えるほどには高くできません

でした。開発元のフェアリーデバイセズ様も、面白い使い方と思われたのか色々助けて

頂いたのですが、ものにできませんでした。(現在は販売されていません)

http://www.fairydevices.jp/


と言う経緯もあって、今の所、自分はGPSだったり地磁気だったりのセンサーは自動導入

には使えないなぁ。と思っています。(MeadeのGPSシステムもエンコーダとの組み合わせ

だったはずです。)


さて、堅実なスーパーナビゲータですが、その機能はあくまでも軸の移動量を計測して

導入対象までの必要な移動量を計算・表示してくれるものです。何が言いたいかと申しますと

取り付ける架台の強度や精度が、モロに導入精度に影響します。


なので、スーパーナビゲータの性能とか、精度は単体では評価できないですよね...


エンコーダーと込みで10万を超える仕掛けなので、色々下調べしたくなるのは良く

分かりますが、取り付ける相手次第という感じでしょうか。


自分としては、HF経緯台の後継として、同じ国際光器で発売されているT-REXの評判

が良いようなので、気になっています。T-REX経緯台とSKY ARROWの組み合わせで

ざっと16万5000円くらいでしょうか。(SKY ARROWはスーパーナビゲーターの弟分?)

http://www.kkohki.com/products/T-rex.html


HF経緯台とスーパーナビゲータを組み合わせるとHAL-130三脚を使ったとして、ざっと

15万7000円程度かかりそうなので、その差はそんなにないんですよね。


HF経緯台で耳軸のベアリングを交換するとか、耳軸と望遠鏡の中心軸を合わせるとか

カスタマイズをしていると、価格が逆転してしまいます。


という訳で、スーパーナビゲータのようなエンコーダー測定による自動導入をご検討の方

是非、取り付け架台も込みで検討されますように。


ここをケチると、泥沼っす!(経験済み)