いとです。
子どもは、母親と父親のDNAを半分ずつもらって生まれてきますよね。
息子さんが、いつの間にか父親そっくりな後ろ姿になっていて驚いたり。
頭の形がそっくりな親子を街中で見ると、ちょっとクスってなります。
では、親からもらうものはDNAだけでしょうか。
こんな本を読みました。
帯には、なかなか心をえぐるような言葉が書いてあります。
『良い親になれないのは、
あなただけのせいじゃない』
そう。
つまり、
良い親になれないのは、あなたのせいだけじゃなくて、
あなたあの親や、あなたの生い立ちにも原因があるかもよ、
ということが書いてあります。
ロールモデル(手本となる人物)
というパートでは、こんなふうに書かれています。
子どもはあなたの真似をします。
以前出会ったクライアントの中に、
「私の父親は巨大な営利企業のワンマン経営者なんですが、私は父とは似ても似つかないんですよ」
という人がいました。
確かにそのクライアントが働いていたのはチャリティー部門でしたが、
彼が自分の部署を運営する姿はワンマン経営者そのものでした。
子どもの行動に対して一番大きな影響力を持つのは、
おそらく親である私達自身の行動です。
つまり、
あなた自身も、子ども時代に
親の影響を真正面から受けていた、
という事なのです、
良きにつけ、悪しきにつけ。
だって、幼少期~小学校手前ぐらいまでは、
子どもの頭の中の9割近くが
『おかあさん』
ですよね、今も昔も。
そりゃ、影響を受けない、という方が無理があるというものです。
だからしょうがない、これは我が家の性分だからあきらめよう。
ということではなくて。
自分で少しづつ意識していけば、いつでもこの連鎖は断ち切れるんだ!
って書いてあります。
まずは気づくこと。
そして、自分の気持ちを受け止める。
それだけで癒されて、負の連鎖を止めることが出来るんだそうです。
気づいたら選べます。
それを引き継ぐか拒絶するかは、自分で決めることが出来るのです
。
快適で良好な親子関係の築くのためには、
まずは私達大人が気づくことが大切なんですね。
気づけば、築ける。
ちょっと言葉遊びっぽい(^^)
親子関係の修復のための本であり、
これから親子関係を作っていく人のための本です。
子育て本としても興味深い内容ですので、
気になったらぜひお読みください。
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。