「かがく、じゃなくて、かんかく」(その4) | ものづくりは愛である

「かがく、じゃなくて、かんかく」(その4)

(その4)

(その3)で紹介させて頂いた『皮膚感覚と人間のこころ』によれば、「感覚」と「知覚」の違いは、環境因子による局所的な反応が「感覚」、脳が感覚器からの情報を認識することを「知覚」と定義されている(ニコラス・ハンフリー博士『喪失と獲得』)ようですが、猫を見ていると、殆ど感覚だけで生きているんじゃないかという気がしてきます。

猫を見て「あー私も猫になりたい」という方の発言は、「私は感覚的に生きたい」とついつい翻訳してしまうのですが(笑)、少し前に取り上げられていた猫の話を最後のオマケに。この猫は一体何を感じ取っているのだろうかと、不思議です。

人間の死期を予測する猫、「オスカー」についての考察