ジャカルタからソロ(スマラン)へ移動。
飛行機を降り、車で2時間強。向かった先は、この旅の目的地。
新たな仲間を見つけるための面接会場だった。
今回の候補者は9名。その中から多くて3名を選ぶ。
正直なところ、ついてすぐ挨拶を交わした瞬間に「全員いい子やん…」って思ってしまった。
なんというレベルの高さ。
みんなが「日本で働きたい」と、まっすぐ目を見て言ってくる。
どうする、自分…。
迷った時は、仲間の意見に頼るのがいちばん。
日本から遠隔で、よっくん、組合の方、水野未知也、デヴィにも協力してもらい、候補者の印象をすり合わせながら2時間かけて面接。
でも、どうしても決めきれず、お昼休憩へ。
ご飯には、候補生たちの先生も同席してもらった。
日々彼らを指導している現場の先生から見た印象、性格、伸びしろ──すべてが貴重な判断材料になる。
その席で、1名が確定。
残る8名のうち、5名に絞って再面接を実施することに。
その前に、特別な時間を用意した。
すでに日本で活躍している3名の先輩たち(レンディ、イルパン、ジョン)にZoomで登場してもらい、
候補生たちに向けて、「実際にどんな仕事をしてるのか」「大変だったことは?」「何がやりがいか?」など、生の声を届けてもらった。
3人が“先輩”になる姿を見た瞬間、なんだか涙が出そうになった。
彼らを日本に迎えて本当に良かった、と心から思えた時間だった。
ちなみにその3人の中には、候補生の従兄弟がいる。
身内を採用することの意味、影響、組織へのバランス。
感情と判断のはざまで、本当に悩む。
悩みに悩んだけれど、今日中に結論は出せず──
選考は翌日へ持ち越しとなった。
彼らの未来がかかった大事な面接。
しっかり向き合って、納得のいく答えを出そうと思う。
ホテルに着いたのは21時
夜ご飯を食べてないことに気づいて慌ててホテル前にある屋台へ
これが安くてうまいんだわ。
さぁ決めるぞ‼︎



