1年半ぶりのブログの再開です。
連日連夜、オリンピック一色に染まったマスメディアには、うんざりしている。テレビはどのチャンネルを回しても同じ「柔道」や「体操」などの勝利場面ばかり繰り返している。斎藤幸平や上野千鶴子じゃないけれど、俺も「もう、いい加減にしてくれ!」と叫びたい。
言われていることで、先刻ご存知だろうがこのパリオリンピックにイスラエルが参加を許されている。その一方ロシヤとベラルーシュは国としては参加できない。多くの人たちからこのIOCの措置をWスタンダードだと非難されている。
同じように、広島の平和式典に、イスラエルは招待され、パレスチナは招待されていない。これもまたWスタンダードだと非難されているが、あまりメディアでは報道されていない。
まあ、こんなことは些細なことかもしれないが、われわれがオリンピックに酔いしれているその瞬間にも、ガザではイスラエルによる学校への空爆が連日のように行われ、子どもを含む多くの市民が虐殺されている。一方、和平交渉を担っていたハマスの指導者がイランの首都テヘランで暗殺された。イスラエルは何を考えているのだ。
今朝、広島の平和式典の中継を見ていて、岸田首相の挨拶にはウンザリした。官僚の書いた式辞を読むだけで、本当にこの男の言葉には心が伝わってこない。首相のすぐ前に読んだ小学生の式辞のほうが心がこもっていて、真剣さが伝わってきた。
それよりも気になったのは、首相挨拶の時にゾロゾロトと出てきて首相の周りを囲んでいた人たちが気になった。、たぶんSPだろうが、奇異に感じられた。こんなの今まであったのかなあー。
米国の真似なのだろうが、「バッカジャナカロウカ」と思っよ。警護するにしても、もっとスマートな(裏に引っ込んだ)やり方がありそうなものだ。
他の登壇者には警護者は一人もいなかったから、余計にその馬鹿さ加減が目立ったよ。
何もトランプが狙撃されたからと言ってこんなことまで真似しなくったっていいのに!
そうだ、もっと大切なことを書いておこう。
核廃絶を世界に呼び掛けている岸田内閣だが、一方では「拡大抑
止力」などということを言いだし始めた。これは米国の核の傘の
下にいて、さらにこれをアジア地域に広めるということだ。言い換えれば、アメリカの核を拡散し、ロシア、中国、北朝鮮に対抗しようということである。
核の傘の下(核の存在を肯定)で、核廃絶を叫ぶ政策は、これこそWスタンダードの最たるものだと言えるだろう。
イスラエルはガザ市民の虐殺(ジェノサイド)をやめろ!
岸田内閣は核のWスタンダードをやめろ !