ピッポのおじさんのブログ

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静岡県静岡市”草薙駅のすぐ近くで、1978年より子どもの本と古書を取り扱っている専門店「PIPPO」の店主によるブログです。
本のことは勿論、日々感じた事や、趣味登山や自然のこと、旅行のことなど紹介したいと思います。

2026年7月18日(土)

昨日国会を「国旗損壊罪」「皇室典範改正」「再審見直し改正」などの悪法が次から次に通過しました。しかしながら、今一番国会で優先されなければならなかったのは、人びとの生活の安定のための政策論議だったのではないでしょうか。物価高で暮らしに喘いでいる人たち、医療費や教育費に困っている人たちを援助する社会保障の問題などです。これこそを国会で最優先で論議さされるべきテーマだったのではないのですか。

巨額な税金を使って外国へヒョコヒョコ出かけて行って相手国の首脳にニコニコと気持ちの悪い愛想を振りまくことなど後回しにする最たることなのだと思います。

なのに高市と自民党・維新・国民民主・参政などはこの法案を昨日無理やり通過させた。

冤罪を生まないために急いでその内容を改める必要があった「再審見直し法」だったが、こちらは改悪されてしまった。他の2法は全然急ぐ必要などなく、その内容が憲法に違反していることを人びとにじっくり理解をしてもらう必要があったのです。

 

ぼくが危惧するのは「国旗損壊罪」です。もちろん憲法で保障されている表現の自由、思想信条の自由など基本的人権が侵されることがこの法律の基本的大問題なのですが、すぐ想像できるのは今でも一部政治家に見られる「日の丸」の権威づけです。どいうことかというと、今でも式典や会合などで必ず見られるのですが、ぼくはこれに気づいたとき、最初は何だろうと思ったのです。偉い人が登壇すると必ずある方向に深々とお辞儀をするのです。よくよく見れば飾られている「日の丸」にお辞儀をするのですね。国旗(物)にお辞儀をする外国の偉い人など見たことがありません。これは「日の丸」に対する権威づけですね。

近頃は若いオリンピック選手やサポーターが必ず勝利の喜びを表すのに「日の丸の旗」をかざしますが、僕などは先の戦争時に「日の丸」の果たした役割を考えると素直にこれを受け入れることができないのです。これを見ているアジアなどの戦争被害者はどう感じているのでしょうか。

さて、この「国旗損壊罪」の成立から僕が危惧するのは学校現場です。戦時中、学校には奉安殿というものが設置されてその中には教育勅語と天皇のご真影が飾られていたそうです。生徒たちはその前を通るときは必ず最敬礼をさせられていたそうです。

僕が危惧するのはこれです。おそらくあまり時を経ることなく学校現場では生徒たちは国旗(日の丸という物質)の前でお辞儀を義務付けられるようになるでしょう。

とかく偉い人は物事を権威づけ、その権威を押し付けたがるものです。だが、彼等(ここでは自民党を取り巻くは政治家に限定しますが)のかざす権威や道徳は、その多くは噴飯ものなのです。学校現場に道徳教育をなどという彼らの実態は先の自民党の「政治資金パーティーの金銭問題」やいま騒がれている福岡県議会の「カツアゲやミカジメ料」問題を見るまでもなく道徳を語るに恥ずかしい金の亡者たちなのです。そんな彼らが、場所を変えれば権威をかざして道徳を解くのですから何をかいわんやですね。

 

また、そんな彼らが強引に成立させたもう一つの法案が「皇室典範改正」なのですがこれは次回にします。