朝、戦略のことを急いで書いてからちょっと読み直し、映画を観に行こうとバスに乗って気が付きました。
「戦略」と「目的」を完全に混同していました。
それで、帰宅してから大急ぎで題名から内容まで書き直しました。
大急ぎで訂正したので、まだ誤っているところがあったらすみません。
たいへんゴミのような文章を書いてしまって、忸怩たる思いです。
ひどい文を読んでいただいた方々には謝ります。
戦略も、その下位にある戦術も、目的を達するための手段でしかありません。
戦術については既述の通り。
じゃあ、「あなたの生きる戦略とは?」
こんなことを聞かれたら答えられない人が大多数でしょう。
本当の戦争でも、「戦略」は以前よりも難しくなったのでしょうね。
近代の「戦略論」では地政学が大切な基礎概念でした。
しかし、サイバー空間の出現、さらには宇宙への人間の進出、経済的なグローバル化は、旧来の地政学をかなり弱体化しました。
山や海などの大きな地形やら国境と、民族や宗教のなどの分布は確かに大きく国際関係に影響します。
しかし、サイバー空間には基本的に国境はありません。
ファイアウォールも完璧なものはありません。
現在使われている暗号技術も量子コンピューターの進歩で無効になるでしょう。
さらに宇宙には国境はありません。
今、ドンパチしているウクライナーロシアの戦いなんて衛星技術がなかったら、ぜんぜん違う経過を辿ったでしょう。衛星画像分析、イーロンマスクの提供した衛星通話などは大きく戦況に影響しました。
生きる戦略。
いちばん分かりやすいものとしては、人生にステップを想定することです。
たとえば「結婚」、「健康」、「出世」、「資産管理」、「家族の未来」を考えるとき、何らかのステップを想定するでしょう。工程表と言ってもかまいません。
「行き当たりばったり」も悪くはないと思います。納得しておれば。
僕にはしたいことがたくさんあります。
おカネがかかることもあります。
それで金融投資をしています。金融投資じたいに戦略やら戦術があります。「放ったらかし」が一番良いとは僕は思いません。そのために金融商品を売り買いして、効率を高めるようにしていますが、そのアルゴリズムは僕自身が見出したものです。「投資」じたいが「遊び」になっちゃっている面も大です。
投資もゲームというか戦いです。じっさいに投資行動をしている人には「負を受け入れることの大切さ」に賛同する方も多いと思います。
「勝つために負けておく」。
投資だけじゃなく、人生でもそれは重要な戦略性のひとつだと思っています。
さて、今日は「からかい上手の高木さん」を観てきました。
若いころのことを思い出しました。
世の中、「いじめ」のレベルであっても、愛情表現であることがあります。
まあ、過ぎれば病的なものになり、犯罪行為にもなりますが。
いい歳しても珍しくない人間心理。
感動的というより共感できる映画でした。
映画の種類によりますが、観終わってからストーリーを、目的、戦略、戦術の見地から分析してみるのも面白いことはよくあります。