昨日のバス停からの帰り道でのこと。

 

僕の前を

中学生くらいの野球少年が歩いていた。

すると、手を出したかと思いきや、

風で倒れたのぼり旗を立て直していた。

 

とっさに僕は「よくやった!」と少年に話しかけていた。

僕だって、見つければ直していただろうけど、

少年を率直に褒めたかっただけのこと。

 

少年は「え、まあ。」と言って照れ笑いをしていた。

 

なんてことない夕方のエピソードだけど気分が良くなる。

 

なんのためらいもなく出てきた「よくやった」という言葉。

「褒める」というよりは「感謝」だったのでしょうね。

今風にいえば、子供にも「リスペクト」の気持ちを伝えることも

大切だと思う。 彼には立派な人間に育ってほしい。 なんてね。

 

ちょっと大谷翔平のことが頭によぎった。

「ゴミを拾うと得をした気分になる」

 

 

 

昨日の帰りのバスは満員。荷物を傍らに置いていて、

二人席を占有している若い人がいた。

僕はにこりと彼に笑顔を送った。 

彼が気づくように「えへん」と声を出してから。

ちょっと彼はばつの悪そうな顔をして荷物を膝の上に置いてくれた。

「ありがとう」と言って、僕は彼の横に座らせてもらった。

最近は満員バスに立っているのがきつくなってきたもんで。

えへへ。

 

 

老いてきて、だんだん行動は変わってくるものですね。

思うだけでなく、

賢く、正直に。

相手のことを考えて行動するのが「誠実さ」。

 

老いて「切れる」行動はいけません。

 

なお、ワガママな行動も気になる。

いろいろなことがあるけど一例。

狭い道路の端を歩いているのにクラクションで「注意」をしてくる

輩には困ったもんだ。

ぼくは、キック!とかはしないが、その運転手の顔にも「笑顔」を送る。

今は車の運転をやめたけど、そんな場合では窓を開けて、声掛けしたいたものです。 

「すみませーん」 その方がうまく行く。

車のクラクションは使い方によっては、特に歩行者には暴力装置。

 

これはアラ古希の爺のつぶやき。