4日間の花見旅行に東北3県に行ってきました。

ちょうど好い時期に大当たり! 桜が美しく咲いていました。

一日目は北上景勝地。若い枝垂れ桜が咲いていました。この写真の反対側には満開の2kmに及ぶソメイヨシノの並木がありますが人の数が多すぎるので写真は掲載しません。

新緑の時期が進む広葉樹の森は美しい。

 

 

この桜を見たあと、東北道を北上して秋田県の奥地にある温泉に行って泊まりました。

米代川の上流です。春が来たですね。 

この辺り、最近は熊がよく出てくるみたいです。

新緑の「春紅葉」。これらの樹はなんだろう?

 

 

 

二日目は弘前。これは弘前城。枝垂れ桜もきれいですね。城が低い

のは、石垣の修理のために石垣と切り離されているから。とても大変な工事です。

 

最近、有名になったハートを描いた桜の花風景。偶然に誰かが見つけたのでしょう。多分毎年、花が散った後、枝を剪定して「修正」しているのだと思います。

 

弘前城の桜はまさに満開でした。城の西側の堀沿いの桜が見事です。

花が散ると、この堀の水面は花びらで覆いつくされて、とても綺麗でしょうね。

何か見ると、その先のことを想像してしまうのが僕の性分です。

雪景色の岩木山は、ほんのうっすらと数分だけ見えました。

 

 

 

3日目は五能線に沿って海を見ながら白神山地の端を南下。十二湖でブナ林を少し散策してから角館へ。

 

武家屋敷の枝垂れ桜は殆ど散っていました。この桜はまだ大丈夫。

最近は北上景勝地の写真のようなピンク色の枝垂れ桜が増えたようです。 角館の桧木内川堤の桜はちょうど満開でした。

 

 

4日目の朝、ホテルから見えた風景。

岩手山がよく見えました。

山はちょっと雲がかかっていましが、この辺りのような里山の風景はとても美しい。しばらく見入っていました。

 

 

盛岡市内の高松の池。岩手山がすっきりと見えました。桜も満開!

 

 岩手山は学生時代に3,4日かけて、先ず田沢湖から秋田駒ヶ岳に登り、八幡平まで歩いてから頂上まで単独行で歩いた思い出のある山です。  今なら、一人歩きではとても無理です。

 

盛岡から花巻空港に高速道路をバスで向かう途中、早池峰山がよく見えました。動くバスから撮影したので写真がブレています。

 

 花巻には大好きな宮沢賢治の足跡がたくさんあります。空港の北東に接したところに羅須地人協会が残っています。

 たしか40歳の頃の紅葉の季節、仙台でレンタカーを借りて花巻の街、羅須地人協会、イギリス海岸、賢治の記念館を観てから早池峰に登り、山宿でキノコ汁を堪能しました。

 そのあと、遠野にいた友人に会ってから民宿に二泊した記憶があります。

 その友人は中高が一緒でお互いに存在を認める仲でした。大学卒業後は映画会社に入社して「寅さん」の助監督もしたそうです。中途退職してから遠野に住み、40代ですい臓がんで亡くなりました。

 彼は彼なりに人生を咲かして、散って逝きました。早池峰山を見ながら彼のことを思い出しました。

 

なお、桜については五所川原鉄道、盛岡の石割桜なども満開でした。

たくさん桜を見すぎるのもいけませんね。「腹八分」がいいのかも。