既に知っている人は多いでしょうが、この春から電気代の再エネ賦課金が急増します。2023年度は化石燃料の高騰で調整して値下げされていました。

実は、この程度の賦課金でも採算は取れるから値下げできたのす。

下のグラフは「新宿会計士の政治経済評論」より引用した標準家庭の再エネ賦課金の負担額(青い棒グラフ)です。他にもグラフ

は検索できますが、2024年分までの表示があるものはこれだけでした。

 

この春からは標準家庭で月に1000円程度の電気代の値上げ。

家庭、会社などを入れて再エネ賦課金の年額は幾らなのでしょうか?

この総額は2019年には2.4兆円(資源エネルギー庁)という情報は得られました。なおこのグラフには出ていませんが、同時期の買取り金は3.6兆円でした(下記の資源エネルギー省の資料を参考)

https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/014_08_00.pdf

 

 この賦課金(買取り金)で誰が一番、儲けているのか?

 賦課金の多くを占めるソーラーパネルの話を書きます。

業者と、誘致などでいろいろな便宜を図った政治家なのでしょう。

業者は濡れ手に粟。業者が使うソーラーパネルのほとんどは中国製。

ウイグル人の強制労働のおかげで価格競争力があるからです。

「品質」は?? 後はどうなるのか分からない安いだけの代物です。

 もちろん設置する業者の多くも上海電力など中国資本が参画した企業なのです。政治家への「キックバック」は、主に政治パーティ券の購入で支払われる仕組み。その政治パーティには多くの中国人が参加しています。

 外国人の献金は規制されていますが、パーティ券の購入は規制されていない法の抜け穴を利用したキックバックです。中国に日本から流れてゆくカネは相当な額のようです。

 

それよりもっと問題になるのはソーラーパネルの安全性の問題です。

 経産省関連の下記URLより  よく調べられた資料ですが、せっかくの書き上げた人たちの努力は今も活かされていないようです。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/denryoku_anzen/newenergy_hatsuden_wg/pdf/014_01_00.pdf

 

森を伐採した上に、パネルを敷詰めたらどうなるのか?

想像力の欠如としか思えません。

パネルは壊れているように見えても太陽光が当たれば発電します。下手に近づくと感電してしまいます。火災のリスクもかなり出てきます。

さらには、パネル自体の管理の問題があります。草刈りなども問題ですが、お役御免となったあとのパネルの処理法が確立していません。

そのまま放置されて汚染を垂れ流す荒野(荒山)が残されそうです。

 

風力発電の件も書きたいことはありますが省略します。

三菱商事の与えた利権屋へのパンチなど面白い話がありますね。

 

自然エネルギー(「再生可能エネルギー」なんていう馬鹿がまだまだ跋扈していますが)は、

「蓄電」とセットになっていないと成立しないことにも気づかれてきたようですね。たとえば発電量の一部は採算性のある蓄電池や水素製造に回したりすれば解消できると思います。

 

次にEVの件。

中国ではEVの新車が大量に放置されています。今後、環境を壊して、未来に禍根を残すことでしょう。

 あれだけEVに狂っていた欧米も、とくに冬の寒さでのEVの不都合な真実で、少し目覚めてきたようです。

まだまだ電池や充電電池の安全性と能力が準備できていないのに、焦ってしまって大失敗。

 

シン不都合な真実。ゴアさん、はやまりましたね。

あまりにも性急過ぎた「脱炭素」への反省が必要です。

 

脱炭素、狂宴のあとはゴミの山