なんと故郷の山口が3位に選ばれていた。

 

調べたら、昨年は2番目に盛岡市が選ばれていた。

11月に台湾の病院に担ぎ込まれたとき、その病院の医師が、

12月に盛岡に行くと言っていたが、これだな。

 

小学校まで通った町は、今はもう山口市に合併された。

まあ、中高と大学の教養部は山口市内に通学はしたのだが、

ちょっと文化財とかあるけど田舎の街ですね。

駅弁も売ってない県庁所在地です。だから駅弁大学以下です。

中心街に川が流れていて、山の中。詩人も出た。

その点では盛岡(正確には花巻)に似ているけど、

客観的にはそんな特別なところでもない。

県内なら、萩とか下関の長府の方が趣はある。

盛岡には岩手山があるぜ。

 

でも8年間、学生時代を過ごしたところだから僕には特別なところ。

 

春は桜が綺麗な一の坂川の傍にある旅館。

一昨年前の今頃に行ったらまだ営業していた。

 

ここでは大学の教養部2年間、陸上競技部の宴会をよくしたもんだ。

これでも100×4リレーでは2年間、アンカーを走った

(医学部は30Km離れた宇部市にあって、2年でお別れした)。

11秒台の記録しかない、たぶん最低のアンカーだったでしょう。

入部歓迎会から始まり、何かあれば宴会。

入部前、部屋の中の胴上げで、何度も天井がぶち抜かれたそうだ。

それで、店の人が天井を強化したのはいいが、

胴上げで頭を強く打って救急車で病院に運ばれた奴もいた。

僕は、入部の歓迎会でビール以外に日本酒1本以上飲まされて、

目覚めたら、そのまんま畳の上に毛布をかけられて寝ていました。

あとで聞くと、先輩の女学生のところに行って、スカートの前にゲロ

を吐いたとか。こういうのは病的酩酊だな。アル中の素質十分だ。

 他の運動部だけど、寒げいこと称し、酒飲んで川を泳がされた学生が何人だったか亡くなったこともあった。

 ちょうどその時、現場のすぐ近くのビリアード場で「四つ玉」で遊んでいた。なにやら救急車やら消防車が集まっていました。

 

大学生ならまだ好いけど、高校3年生の秋の文化祭は、打ち上げで

いくつかの学級が飲み会をして、そのうち一人が学級主任の先生の

家に上がり込んで、2週間の停学をくらいましたなあ。

泊まり込みで、柔剣道場でみんなで酒を飲んで楽しい思い出です。

 

なお、山口には瑠璃光寺の五重塔があります。今は修復工事中でテントの中。

 

一昨年、紅梅が咲いていた。

 

さて、明日からパタゴニアへの旅支度は終了。

荷が重くなって、トランクを抱えたら腰が痛くなった。

まあ、どうにかなるでしょう。