一度、書きましたが、

働きアリの20%くらいは仕事をしていません。

 

働かないアリを排除しても、

また、20%くらいは仕事をしなくなります。

 

アリは大きな集団ですが、ひとつの身体のように行動している。

そんな気になります。

人間の集団だったそうかも知れません。

そして、ビジネス界の人たちは「効率性」とか、

いろいろな解釈をしていますが、「勝手にしやがれ!」です。

 

個人的にもそうです。

「働きモード」と「のんびりサボりモード」が

何度も入れ替わっているようです。

 

のんびり、ぼんやりしていることも生きている証と思います。

草食動物系と肉食動物系なんて言葉があります。

それは捕食の対象の違いですが、

時間の使い方の違いでもあります。

 

ライオンはほとんどの時間を休んでいるように見えます。

その姿は、肉食動物なのに「可愛い」。

ところが、捕食モードやオスの縄張り争いとなると、

強く暴力的な「働きモード」に変わります。

 

まあ、肉食系といってもずっと泳ぎ続けるマグロのような

生き物もいます。

これは、エラの機能が発達していないから、

泳ぎ続けないと酸素を得られないことが一番の理由ですが。

 

 

荘子は「無用の用」といいいました。

それには、こんな生き物たち、そして自分自身の生活にも、

当てはまるものがあるのでしょう。

 

 

昨日のような休み明けは気持ちも身体もブルーですね。

無為の効用を一番勝手に思う時です。

 

陰陽あるの振り子のような心情。

 

動きたいときにだけ動けばいいのが本音です。

人の心はたくさんの振り子の集まりのようでもあります。

そして、自然のまかせていても、上手くゆくものは上手く行く。

のですよね?