自分を取り巻く環境はどんどん変化している。

 

が、

 

今の世の中でメディア、

そしてネット空間での様々な発信のブレは、度を越している。

 

まったく嘘の情報やら、

操作された情報(メディなど「切り抜き」が多い)

などに踊らされてしまうことはよくあること。

中には、何十年も虚構の話を信じきってしまうこともある。

 

そして、「世間」やら社会情勢、

人間の関係、

さらには、自分自身も移ろうもの。

 

生まれたものは全ては無常。

 

そんなことへの対処法として、

「軸を持て」なんていう人がいますね。

 

まてよ、軸にはいろいろあるよ。

地球もあればコマもある。

 

地球は回転していなかったらどうなるだろうか?

半年の昼と半年の夜。

小さなことでは、磁場とか大陸移動や偏西風はどうなる?

こんなことを想像しだすとキリがないのでやめる。

 

人間の心には「軸」はあるのかいな?

心の世界を旅すればわかることだが。

そんな大きな軸が実在するなんて大間違い、

それは、こころのマトリックスで描いたことを見れば一目瞭然

ましてや、HowTo本を読んで、作ることなんてできっこない。

本気でそう思えるのなら、「洗脳」だ。

 

しかし、仮想のジャイロコンパスを作ることは可能だ。

あくまでも、思考の道具としての軸としてなら。

それを実行してみる価値はある。

その軸に必要なことは、

建物の柱のように、でーんと動かないものでは役には立たない。

なんてことない、帰納と演繹の思考ループを持ち合わせること。

OODAループと同じと考える向きがあるかもしれない。

OODAは何かを成すための作業方法。僕のは思考原理。

 

回転するから、コマは倒れない。

ジャイロコンパスは軸方向がぶれないから機能を果たす。

それが、移ろうものへの、ぶれない生き方の一法。

まあ、「動かざること山のごとし」もできるなら、やってみな。

 

ここに書いたことは、全て比喩的な表現を取り混ぜての、

仮想であることは理解しておいてください。

 

ただし、

 

移ろうように見えるものは、見かたが変わったという、

自分自身の移ろいでることが多いのは事実。

 

移ろいは、相対的なものと考えるのが賢明。