YEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜」が繰り返し頭の中を流れています。

時に口ずさんでいたり。


というのも、現在公開中の「スワロウテイル 4Kリマスター」を観てきたからです。


公開30周年なんですね。

当時は金星の年齢域でしたが、今以上に好きなものがたくさんありましたが、岩井俊二監督の作品もそのひとつでしたし、小林武史氏がかかわる作品もそんなかんじでした。


ちょうどこの頃、ネイタル金星にはトランジット海王星がコンジャンクション。

音楽や映画、演劇などに感性が刺激されるものにどっぷりはまった頃です。


ここから先は映画のネタバレになる可能性もありますので、それでもいいよという場合だけ読み進めていただければ。


映画館のスクリーンにて観終わったあと。

わたし自身は「やっぱり好き!」となったんですが、一方で「よくわからない」といわれる映画なのもわかります。


おそらく頭で考えてみるというよりも、感性が揺さぶられるような映画。


あとはわたしがイメージする12ハウス的な世界観はまさにこれだなと思いました。


いろんなものが雑多に詰め込まれていて、それは日の当たらない場所であったり、社会の枠組みの中ではいらないとされているものであったとしても、それがあることで救われることもある。


ゴミ捨て場のゴミでもあるんだけど、それを必要としている人にとってはかけがえのないものというか。


そしてわたしは12ハウスに月があるせいか、やっぱりそういうものか気になってしょうがない。


12ハウスの月には6ハウスの金星がオポジションであり、10ハウスの木星がスクエアなので、どっぷり12ハウスに浸ってもいられないのだけれど、それでも落ち着くのは12ハウスというか。


映画はじまってもうすぐに泣きそうになってました。

素敵なシーンであるにも関わらず、その先の展開を知っているからでもありますが、それとは別に、それぞれの表情や音楽や映像美からバシバシ伝わってくるものがあるというか。


あくまで感覚的なものなので、わたしのようになる方もいれば、そうでない場合もあるからこそ、「よくわからない」となる映画なのかもしれません。


あとはやっぱり自分自身も30年分歳を重ねているわけで、以前観た時とは違う部分が特に残ったり。


かっこいい!と当時思ったシーンやキャラはもちろん今回もそうだったのですが、「弱さ」や「あきらめ」が描かれている部分に今回はより一層惹かれていました。


あとフェイフォン、そして演じる三上博史さんの魅力をやっと理解できるようになった気がします。


当時は渡部篤郎さん演じるラン推しでしたので。


Charaの存在感と歌声、伊藤歩さん演じるアゲハの表情やたたまずやいの変化もこの映画の魅力ですし、ストリートキッズ達との関係も大好き。


評価が分かれる映画ともいわれています。

詰め込みすぎでわかりにくくなっているとか。


そのあたりがより12ハウス的なんだと思います。


物語の中で決着がつくことが観客側にとってはわかりやすいのかもしれないけれど、はっきりとどうなったのかわからないことも多い。


観る方に想像力がある程度必要なのかもしれませんし、それを楽しめる人向きの映画なのかも。


映画は今のところそこまで人が入ってはいませんでしたが、わたし的にはより円都の世界観に没頭できてよかったです。


若い方も目立ちましたが、音楽やっているのかなというグループもいましたね。


わたしの斜め後ろにいた男性が、映画が終わり明るくなったあともしばらく動かないでただ前を見て座っていましたが、余韻みたいなものを味わっていたんだなと勝手に思っています。


Xで追ってみると、わたしと同じように若い頃にどっぷりはまって今回また観た方も多い反面、初見の方も多い印象で、読みながらニヤニヤしちゃいます。


岩井俊二監督のその後の作品については、自分の感性にしっくりこなくなったような気がして、いつの間にか離れていきましたが、当時の自分が求めていた世界観が描かれていたのが岩井俊二監督の作品だったような気もします。


好みは人それぞれですし、勧められるほど普段映画を観ているわけでもないので、基本人に勧めることはしないですが、12ハウスに月や金星のある方には、ぜひおすすめしたい映画かもしれません。