美輪明宏さんがお亡くなりになったというニュースを知ってから、ずっとではないものの、ふとした瞬間にそのことを考えたり、いろんなことを思い出したりすることが続いています。
友人が美輪様ファンだったので、音楽会や舞台に連れて行ってもらったのは20代の頃。
その頃わたしたちは「美輪様」と呼んでいたこともあり、今回もあえてそう呼ばせていただきます。
音楽会や舞台にて。
わたし自身は特別ファンというわけではなかったのですが、短い時間とはいえ「同じ空間」にいた美輪様は、強烈な存在感を放っていたことを今でも覚えています。
音楽会ではステージから降りて客席を渡り歩く演出があったのですが、すぐ近くにいらした際にものすごーくいい香りがして、友人と2人興奮したり。
そんな美輪様。
これまでホロスコープを拝見したことはなかったように思いますが、チャートをみてみると牡牛の太陽。
これはすごくしっくりきました。
牡牛サインのルーラーは金星。
そして同じく天秤サインのルーラーも金星と、いずれも「美」を掌る天体と関連が深いサインです。
ただそれぞれの違いはもちろんありまして。
天秤の全方向から認められるような美しさだとしたら、牡牛は周囲からどう思われようが自分が求める美しさを貫き通すようなところがあります。
美輪様のあの変わらないスタイルは、「太陽牡牛」だということを知ったからこそ余計にそう感じるのかもしれませんが、そのまんまだなぁと思いました。
チャートを見てみると、水星と海王星のタイトなスクエアが目立ちます。
もちろん生まれ時間がわからないので誤差は出てくるかもしれませんが、それでも確実にオーブは1度未満。
美輪様。
とにかく「言葉の浸透力」が強い方だなとこれまでずっと感じていました。
一見厳しい言葉や、逆に理想めいた言葉でも、美輪様に言われると、「きっとそうなんだろうな」と思えるというか。
今回、水星海王星のアスペクトを見て、ああそういうことか、と腑に落ちました。
かの有名な「ヨイトマケの唄」もそうですが、気づけばその言葉や声が浸透していく。
特別ファンではなかったわたしですが、その歌声を生で聴いたとき、自分の中に入り込んでくる感覚がありました。
適当な言葉が見つからないのですが、あえていうなら「シンクロ」が近いかもしれません。
タイトな水星と海王星のスクエアですので、ハーモニクス8ではコンジャンクションとなることを考えても、やっぱり言葉の力が強い方なんだと思いますし、スピリチュアル的なお話もよくなさっていた印象がありますが、感覚的に物事を捉える力が強い方だったのではないかと勝手ながら想像します。
ただ、ネイタルチャートをみると、水星には海王星の他、土星もスクエアになっています。
海王星に比べるとオーブは緩めではあるものの、美輪様の言葉には「土星」の現実味も確かにあります。
厳しさもありながら、包み込むような懐の深さを同時に感じます。
最後に残されたメッセージ。
あれから何度も読み返しています。