恋愛につながるような惹き合いがありそうかを見る際、いろいろチェックする部分はあれど、やっぱり「金星」と「火星」のアスペクトの有無は確認します。
ただいろんな関係性を見ていて思うのは、金星と火星の絡みというのは、恋愛に限らず「人と人の距離感をバグらせる効果」につながるような気がします。
この先長期間、水瓶に冥王星があるということも大いに関係していると思いますが、世の中全体が人との距離感をこれまで以上に意識するような時代になっていくと考えています。
相手に必要以上踏み込まない。
人は人、自分は自分と線を引く。
それが「平和」の前提であり、恋人にしても家族にしても距離が近すぎるからこそ、思い通りにならないことにヤキモキしたり不安になったり過干渉になったりするわけで、水瓶にとっての「優しさ」というのは、あえてスルーすることだったり、自由にさせることなんじゃないかと。
まぁそれが水瓶が「冷たい」「クール」なんていわれる理由にもなるわけですが。
一方で「金星」と「火星」という天体の質を考えた時、あえて言葉を選ばないならば、金星は楽な方に流されたり媚びるような性質として出ることもありますし、火星は強引さや自己中心的な図々しさとして表れることも多いです。
相手の都合や状況は無視して突っ込んでいく火星と、いい顔したい金星が絡むと、水瓶的な世の中の風潮においても、関係性がぐっと縮まります。
相手のプライベートにどこまで踏み込んでいいかって、今はすごく難しいように感じる人も多いと思いますが、そこを踏み越えるためにはやっぱり火星の勢いが必要ですし、それを相手の金星が受け入れ個人的な話ができるような関係性がつくれると、さらに距離は縮まるという相乗効果も起こります。
個人のチャートをみても、コンジャンクション含め金星火星のアスペクトがある方は、自分の「好き」に忠実で、やっぱりすぐに行動を起こすようなところが見受けられます。
わたし自身はこれらの天体のアスペクトはないせいか、その積極性に思わず引いてしまうこともありつつ、どこかで羨ましさもあったりします。
相手の事情に配慮することは大事なことだとは思いますが、ぐっと距離を詰めるには「火星」と「金星」が前面に出ている方がやっぱり強い。
ただ火星の強引さは相手が受け入れてくれなければ、嫌われたり避けられる原因になりますので、相性においては、そんな火星を受け入れてくれる位置に金星があると距離が縮まるわけです。
もちろんホロスコープ全体での相性を見た時に、火星と金星のつながりにプラスして、他にどんなアスペクトが形成されているかも重要で。
「土星」であれば、長期的な関係に発展する可能性もありますし、「天王星」であれば火遊び的な関係で終わるかもしれない。
また占星術的視点でもしアドバイスをするとしたら、「土星」なら、結婚という形態をとった方が良さそうですし、「天王星」なら例えば別居婚などあまり一般的ではない関係の方が良さそうと伝えるかもしれません。
なんにしても、お互いの「金星」と「火星」がアスペクトをとる場合、恋愛に限らずプライベートな部分でも距離が近い関係性に発展する組み合わせのように思います。