占星術における「太陽」が表すこと。
「人生の目的」であったり「自分らしさ」なんていわれることが多いですが、10天体の中で自ら光りを放つの太陽のみということからみても、太陽らしく生きるということは、大なり小なり差はあれど社会に影響力を与えることにつながると解釈しています。
ずっと「与えられる側」でいることが悪いわけではなけれど、人は「与える側」に立つことで、自分に自信が持てるようになるのではないかとも考えます。
「与える」「与えられる」といっても、それは決して物質的なものに限ったことではなく。
例えば何らかの理由で金銭面での自立が難しい場合でも、その存在が誰かの希望や光になることもあるかと思いますし、それは社会の中で自分の存在を認められることにもつながり、だからこそ「自分は自分のままでいいんだ」と自信をもてます。
もちろん仕事で太陽を活かしている人も多いかと思います。
仕事に関してホロスコープを見る時は、「2ハウス」「6ハウス」「10ハウス」に注目することは多いですが、これらのハウスと太陽が関係していると、仕事で太陽を発揮しやすい分、わかりやすいかもしれません。
わたしはまさにそのタイプでして。
自分で稼ぐお金に関係する2ハウスカスプのルーラーが太陽、働き方などに関係する6ハウスカスプの木星は太陽とセクスタイル、キャリアやステータスに関係する10ハウスカスプ(MC)のルーラーの火星が太陽とトライン。
結局、「仕事をがんばること=自分の存在を肯定的にとらえる」ことにもつながります。
学生時代、時折感じていた「自分はここにいていい人間なのか」という居心地の悪さみたいなものが社会人になってなくなっていったように感じます。
一方で、「太陽」が仕事に関係するハウスに絡まない場合もありまして。
娘がどちらかといえばそのタイプで、12ハウスの太陽は5ハウスカスプ獅子のルーラーであり、太陽に対するメジャーアスペクトのうち、火星はアセンダント牡羊でチャートルーラーかつ8ハウスカスプ蠍のルーラー、月は4ハウスカスプ(IC)蟹のルーラーです。
ただ全く関係しないかといえばそんなこともなく。
火星が6ハウスにあったり、マイナーアスペクトを含めると2ハウスカスプルーラーの金星と10ハウスカスプ(MC)ルーラーの土星が太陽に絡んでいたりする状態なので、わたしに比べると太陽は仕事に直結しないかもしれないけれど、全く無関係とはいえない配置です。
そんな娘。
保育園時代を経て、小学校時代は学童に6年間お世話になりましたが、一緒に帰宅する友人の弟が学童を利用しているということで、お迎えがてら度々帰り道に立ち寄っています。
もちろん先方の迷惑になっていないかは確認した上で、何かあった時のセーフティポイントになればという思いも強く、ICに月がコンジャンクションする娘にとって、「家」以外にも安心できる場所はできるだけたくさんあればいいなという親心もあります。
そんな娘。
学童に立ち寄り、そこで交友関係をどんどん広げているというか、立ち寄った際は特に「低学年の子の話を聞く」ということをよくしているそうです。
自分が話すのではなく、とにかく聞く方に徹すると。
そしてそれがとても楽しいらしいです。
「高校生になったら、お金は出せないけどボランティアみたいなかんじで夏休みとかできるっていわれたからやりたいって〇〇(いつも一緒に学童に立ち寄る友人)と話してる。」
と娘は言います。
わたしは金星が地のサインの山羊なので、
「お金出ないのにやるの?」
「大学生になれば学童でバイトもできるのに」
とどうしても考えてしまいます。
でも5ハウスカスプ獅子のルーラーの太陽が12ハウスにある娘にとっては、楽しいかどうかが重要ですし、6ハウスがお金が発生する正規の働き方だとしたら、12ハウス太陽の娘にとっては「ボランティア」というのはむしろ自分の太陽を活かしているということなのかもなと思ったり。
アセンダントにコンジャンクションする金星牡羊の性質を考えても、わたしが考える損得よりも「自分が楽しいと思えるかどうか」が1番なんでしょうね。
もちろん6ハウスの火星と12ハウスの太陽はオポジションになっているので、いずれボランティアのみで満足するということはないと思うのですが、少なくともその経験は無駄はならない。
そして12ハウスの太陽魚はICにコンジャンクションする月蟹とトライン。
太陽と月がスムーズな関係だと、自分の太陽を発揮することがやりやすいのかなと娘を見ていると感じます。
娘のように、「太陽」と「仕事」の関係があまり強くないホロスコープの場合は、仕事でうまくいったとしても、なんか違う感を覚えやすいかもしません。
知人に収入のうちのある一定の金額をとある場所に寄付し続けている方がいるのですが、娘のホロスコープをみると、そんな生き方もありかもしれないなと思ったり。
「太陽」と「仕事」
わりとごっちゃになりやすいような気もするので、自分の傾向を知っておくのもよさそうです。