「いつも上手く切り抜けるよね」

「まわりのフォローありきだよね」


と、若干皮肉めいたかんじで上記のようにいわれる方がいます。


細かい部分はミスが多かったり、情報を共有せず大事になったりするもののいつもまわりに助けられ結果オーライとなるような。

言い方を変えればいつもまわりを振り回し。


わたしもフォローする側の立場になることがあるので、そんなふうに周囲が感じるのもわかります。


ですが数字などわかりやすい形で大きな成果を上げるので、社内での評価が高い方。


「いいとこ取り」にも見えるからこそ、やっかみめいた声があがるわけですが、そんな気持ちが湧き上がるというのは、その人自身が「自分は正当に評価されていない」という気持ちがあるからかもしれません。


「評価につながるようなわかりやすい結果」を出すためには、もちろん「見えない仕事の積み重ね」がたくさんあります。


占星術でいえば、評価につながる結果が「10ハウス」的なら、下準備など見えない仕事は「6ハウス」的です。


10ハウスに天体が多く集まっている一方で、6ハウスに天体がなかったりすると、わかりやすく評価を得られるような仕事に意識が向きがちかもしれません。


また6ハウスに天体が多く集まる一方で10ハウスに天体がない場合は、自分が前に出るよりもサポート役として振る舞うことが落ち着くようにも思います。


上記は極端な例として挙げましたが、もちろん6ハウスと10ハウスがリンクしている場合も多く、わたしはそのタイプだったりします。


6ハウスには水星や金星があるので、サポート的な仕事は好きですし、実際適性もあると思うのですが、6ハウスカスプの射手のルーラーの木星が10ハウスにあるので、そういった裏方作業自体に対しても評価を求めるところがあるように思います。


在室天体同士はもちろんのこと、それぞれハウスのカスプルーラーがアスペクトをとっているなど、なんらかの絡みがあれば地味な仕事も評価につながりやすいかもしれません。


また日々の働き方が評価につながるのではなく、最初からある程度の評価があるからこそ、仕事がやりやすいケースもあるかと思います。


夫がそのタイプで、10ハウスカスプの蠍のルーラーの一つである火星が6ハウスにあるせいか、仕事のために自分の立場をうまく利用するようなところがあるように感じます。


社内である程度力を持っている人にかわいがられるというか、取り入るのがうまい。

(わたしから見ると)


そのおかげもあり、職場が働きやすい環境になっているというか。

もちろんそれだけではないですが。


7ハウスに天体が集中する夫は、どこか「人たらし」なところがあり、言い方は悪いですが、人に気に入られるのが上手いです。


一方で7ハウスに土星もあるので、そのぶん人間関係でのあれこれも多く見られます。


また「評価を求める」といっても、必ずしもそれが仕事において肩書や出世を望むとは言い切れません。


ただ、10ハウスが強めの人の場合、社会の中で自分の存在を認められることが大事になってきますし、どんな分野、どんなポジションであれ、その存在が前に出るような生き方を求めるように思いますし、そういう生き方がすんなりはまる人のようにも思います。


そういったポジションにつくことで自然にお金がついてくる場合もありますが、例えば2ハウスが目立たないタイプだったりすると、「お金は二の次」になるかもしれません。


物質的な豊かさよりも、名誉や社会的評価を求めるというか。


占星術を知ると、「名誉」と「お金」は必ずしも一致するとは限らないなぁと感じます。


職業に貴賎はないといえども、例えば先生と呼ばれるような社会的な評価が高い仕事に対して、大きな声では言いにくいお仕事もあります。


ですが、その収入がその職業の社会的評価に一致しているかといえばそんなこともなく。


ここらへんは、一人ひとりのホロスコープをじっくり見ると見えてくる部分ですし、名誉を取りつつ、お金を得るルートはないのかを考えたりまします。


占星術でも仕事に関するご相談は多いですが、自分が評価を求めるタイプなのかどうかを知っておくことは仕事を選ぶ上で大事かもしれません。