普段家事をしながら、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴くことが多いのですが、様々な楽器と同じく、「声」で本当にいろんなことが表現できるんだなぁと今更ながら感じます。


「声」に焦点を当てて聴くと、これまでその曲に抱いていたイメージがもっと広がってくるというか。


ああすごい。


と思うと同時に、そういう才能に触れると、無謀ながらも「表現する側になりたい」という気持ちが湧き上がってきたり。


難しいことはわかりませんが、自分の声を自由自在に操り表現できるその才能をうらやましく思い、「わたしもボイストレーニングでもしたら少しでもあんなふうに表現できるようになるかもしれないし、そしたらすごく楽しいだろうなぁ」とネイタルの金星木星のスクエアっぽいことがふと頭をよぎりました。


楽しいことに関しては妄想が結構大きくなりがちです。


バラを育てるのにはまっていた時期も、庭(とも呼べるかわからないような極小のスペース)では物足りず、もしお向かいの家がなんらかの理由で売りに出たら、その土地を購入して庭を広げられないかなどと、非現実的なことを考えたりもしました。


これ、金星木星だけでなく、「海王星」も絡んでいそうな話ですが、わたしのチャートではこの2つの天体のアスペクトはありません。


ただ赤緯でみると、金星と海王星がパラレルなので、その影響かも。

(赤緯のパラレルはコンジャンクションに似た性質が出ると言われています)


「自己表現」といえば、占星術では5ハウスの状態に着目することが多いです。


5ハウスに在室する天体はもちろんのこと、5ハウスカスプのルーラーの天体がどのハウスにあるのかどうか、それぞれの天体のアスペクトはどうなっているか。


2ハウスカスプのルーラーが5ハウスにあったり、5ハウスに関連する天体が2ハウスに関連する天体とアスペクトを持っていたりすると、周囲の評価よりも好きなことを突き詰めることが仕事になりそう、といった見方もします。


ホロスコープをみてると、やっぱり好きなことを仕事にしている人は上記のような配置を持っていることが多く、そのまんまだなとも感じます。


ただ、満足できるだけのお金を手にできるかどうかはまた別の話で、例えばわたしは土星がアセンダントにコンジャンクションしていたり、金星が物質的なものに価値を求める地のエレメントの山羊サインであったりと、「好きなことを仕事にできるならお金は二の次でいい」とはならないんでしょうね。


そしてその性質は「堅実さ」として今の社会でわりと受け入れられやすい部分だからこそ、よりそっち側にいってしまうというか。


今の自分の生き方に不満はないけれど、別の道を歩んでいたらどうなっていただろうというのは考えることはあります。


先日夫と訪れた美術館。


芸術家といわれるひとには、「パトロン」の存在がありました。


生活費、そして作品の制作費など、お金を支援してくれる存在がいるからこそ、この世に生まれた芸術作品はたくさんあったんだろうと想像しましたし、お金のことを気にしなくていいからこそ、表現の幅は広がっていったんじゃないかと感じました。


もちろん「売れるもの=世間から求められるもの」を生み出しつつ、それによって得たお金である意味自己満足な世界観を表現するという方法もあったかもしれません。


自分が何かを表現するなら、むしろこっちのやり方かな?とも思ったり。


お金を得るための仕事をしつつ、そのお金を使って趣味を楽しむことは今の自分そのままです。


わたしの場合、5ハウスに在室する海王星と5ハウスカスプルーラーの火星がアスペクトをとっていたり、火星がMCルーラーである木星、そして太陽とアスペクトしていたりと、お金になるかどうかは別として、どうしても「5ハウス」的なことに意識が向きがちです。


話がそれましたが、アーティストとパトロンの関係が、そのまま「金星海王星」のアスペクトを表しているようにも感じます。


現代でいえば、アーティストとファンの関係にもいえそうですし、距離感がバグりやすいからこその危うさも隠れていそうな気もします。


推しに対して自分の資金力に見合わない課金をしたいがために、不自由な生活を選択するようなケースもあるかもしれませんが、これも金星海王星っぽいと思うのです。


それが「自己犠牲」といわれるものなのかはわかりませんが、そんなふうに夢中になれるものに出会えたこと自体は素敵なことだと思います。


わたしにもそんな時期があったなぁ、と遠い目をしてみたり。


先日お会いした方は、お子さん(男の子)が続けているスポーツのサポートということで、お弁当作りや車での送迎をがんばっている方でした。


わたしから見たら、「大変そう」の一言ですし、自分にはできないなぁと思うのですが、ご本人は言葉では大変だよといいつつも、とても楽しそうでして。


これも「金星海王星」ぽいなぁと思うのです。


一緒に夢を見ることの喜びというか。


もちろん自分の夢を他の誰かに投影していることになるので、出方によってはマイナス面も際立つ関係性だとは思います。


うまくいくときはいいけれど、ダメだったときには一気に転げ落ちるというか。


ニュースなどを見ていると、事件の根底には金星海王星的な関係があるんだろうなと想像させるものも多いです。


金星海王星の陶酔感は素敵だけれども、危うさも含んでいるなと感じます。


ですが、「危うさを孕んでいるものだからこそ魅力的」という見方もできますし。


うーん、難しい。