身の回りの話に限ったことではありますが、ご両親とどこか共通点があるお仕事をしている方は多いような印象を受けます。


わかりやすい話だと、医師や看護師など医療関係、もしくは教師など。

ご両親のどちらか、またはお二人とも教師であればそのお子さんも教育関係のお仕事をしていたり。


「うちは〇〇の家系だから」なんて話もよく耳にします。


もちろんそういう環境で育ったが故に、自然とその道に進むというのは当たり前なのかもしれませんが、ホロスコープに表れる「遺伝」をみると、あながちそれだけではないというか、もともとの資質も関係しているように思えます。


一方で、ご両親のそういった資質が遺伝してなかったとしても、環境を用意することで、ある程度の効果があるのも感じます。


夫もわたしもスポーツは苦手な部類に入りますが、幼い頃から体操を習っていた娘は、体を動かすことに苦手意識はなくむしろ好きですし、好きだからこそ親しむ機会も多く、スポーツもそれなりにはこなせます。

ただ飛び抜けた才能があるのかといえばそんなことはなく、習い事の体操にていろんなお子さんを見てきたからこそ感じるのは、やっぱり「才能」の壁は大きいと思いますし、さらにそこから努力や継続ができる環境が与えられた時に、その才能は花開くように感じます。


少し話がそれましたが。


先日実家に立ち寄った際。

ミラーレスカメラの新しいレンズを購入したことを父が嬉々として教えてくれました。


いくらだったの?

と価格を尋ねると、中古で18万とのこと。


年金生活の両親なので、どっからその資金が出たのか探ってみると、もともと父が趣味として若い頃から続けている盆栽をいくつか売って30万ほどになったと教えてくれました。

(母は父が盆栽を売ってお金を手にしたこと自体は知ってますが、具体的な金額は知りませんし、父の好きに使えばいいというスタンスです)


後期高齢者である父と母。

年齢を考えた時、盆栽含め植物の世話がいずれ大変になることを見越して、少しずつ売却することに母は大賛成。


何にしても、お金を稼ぐという目的は本来はなく、好きだから続けていることが、こうやってお金に化け、老後の新たな趣味の原資になるのはいいなぁと思いますし、そこに自分の理想を見た気もします。


そんなやりとりをする中、母がわたしに対して、「本当に父親に似ている」といったニュアンスの言葉を投げかけてきました。


姿形ではなく、性格や生き方という面で、よく似ていると。


確かに趣味など何かにはまると熱中しすぎる部分や、わたしの占星術もそうですか、好きだから、楽しいからを極めた結果、お金につながっていくのもおんなじです。


そして本業の仕事を見ても、技術職の父と、とある資格を使ってのわたしと、一見共通項はないように見えますが、細かい数字を扱うことや専門的な知識が必要という部分は似ているように思います。


そしてこれらの性質があるからこそ、父は「盆栽」に、わたしは「占星術」や「算命学」に魅力を感じるのかもしれません。


母の言葉をきっかけに、改めて自分は父と似ているんだなぁと感じたわけですが。


ネイタルチャート自体は似ていると感じたことはこれまでありませんでした。


サインでいえば。

「蟹」に父は太陽、わたしは月。

「双子」に父は金星、わたしは火星。


アスペクトでいえば。

父は火星海王星のコンジャンクション、わたしはオポジション。


パッと見て目につくのはこのくらい。


なんですが、2人とも「細かくてめんどくさい」と思うようなことが苦にならず、むしろそういうところが仕事にも活かされていると思い、ハーモニクス8のチャートを見比べてみたところ。

やっぱりよく似た配置をもっていました。


HM8にて、わたしは水星土星のタイトなコンジャンクションがあり、これはネイタルでかなりタイトな水星土星とオポジションがあるからなんですが、父も同様にHM8にて水星土星のタイトなコンジャンクションを持っていました。


父のネイタルチャートを改めてみたところ、水星土星はマイナーアスペクトではあるものの、かなりタイトなセミスクエアとなっていました。


また、父のHM8では金星火星のタイトなオポジションも目立つのですが、わたし自身もオーブはややゆるめですが金星火星のスクエアがあります。


結局2人とも、好きなこと楽しいことが原動力となり、さらにそこに緻密さや専門性が加わることで、仕事として使えるようなスキルになっていくようなタイプなのかもしれません。


ちなみにHM7をみると、2人ともタイトな太陽土星のコンジャンクションがみられます。


少し違うのは、父はこの太陽土星に対して木星と天王星でグランドトラインを形成しているのに対して、わたしは水星のオポジション。


HM7は「どうしても叶えたいこと」「なぜかわからないけれど突き動かされること」といったことが表れているといわれます。


共通する太陽土星をみると、「なにかを形にすること」「責任を持った生き方をすること」あたりが見えてきますが、父の場合、木星と天王星の拡大革新が絡むので、あまり人がやっていないようなこと、かつ社会で受け入れられるようなことに熱中するかもしれません。


わたしの場合、水星とのオポジションなので、ひたすら情報を集める、知識を増やす、書く、話す、といった方向にいきがちで、ハードアスペクトということもあり、それは時にしんどさも伴うように思います。


ただなんにしても、HM8が似ているということは、「仕事」でお金や評価に繋がりやすい部分が似ているということでもあります。


今回、自分と父親のチャートを見ただけなので、必ずしも親子でホロスコープ的な遺伝があるからといって似たような職業につくとは言い切れませんが、顔や体つき、体質などは明らかに遺伝というものがある以上、その資質に関しても遺伝がある方が当たり前なんじゃないかと個人的には思います。


もちろんその分野の知識はまったくないのですが、小難しいことを考えずに、自分が両親のどちらからよりその性質を引き継いでいるのかホロスコープを通して見ることで、自分の少し先の姿が見えてきそうですし、気をつけた方がいい点などもわかるかもしれません。