占星術では様々な複合アスペクトがありますが、自分自身がその複合アスペクトをもっていたり、実際にそれを体現している方から話を伺ったりすることで理解が深まるように感じます。
もしくはネイタルチャートになくとも、プログレスやトランジットで複合アスペクトが形成された時、どんなことが起こったのかをみてみると、こういうことか!と腑に落ちることも多いかもしれません。
「トランジットの月の動き」と「実際に起こった出来事や感情の動き」との関連性を観察し続けていますが、t月が12ハウスにある時(わたしにとってはルナリターンのタイミング)は気持ちが不安定になることが多く、普段ならスルーするような誰かのちょっとした一言に対して(悪い意味で)過剰に反応してしまうことはよくあります。
また、わたしのネイタルチャートにはオーブ1度未満の木星牡羊を頂点とする月蟹と金星山羊の活動宮のTスクエアがあるのですが、ここにt月天秤がタイトにアスペクトすると、活動宮のグランドクロスが形成されます。
そしてこんな時は、大抵忙しく動いている時にあたります。
やろうと思っていたことよりも優先しなければならないことが勃発し、とにかくそれをどうにか落ち着いた状態にするために奔走するようなかんじです。
そして、その「こと」が勃発した瞬間は、それはもう、めんどくさい気持ちでいっぱいなのですが、結局やらないと後々もっと大変なことになるのでとにかく心を無にして行動する。
ですが、最終的に落ち着いた状態になった時の満足感は大きくて、困難に立ち向かいうまくまとめた自分を褒めたくなります。
動きの早いトランジットの月でもそんな風に感じるのだとしたら。
約1ヶ月、オーブを1度とれば約3ヶ月影響すると考えてもいいプログレスの月がこのポイントにきた時はどうだったのかなとふと思いました。
ネイタルのTスクエアの頂点となる木星牡羊の度数と誤差なくオポジションとなる度数に天秤サインのp月がきた時。
もう「そのまんま」のことが実際起こっていました。
ちょうど夫と結婚する1年くらい前の時期に該当するのですが、とある出来事を発端に別れるか別れないかという緊迫した関係になっていた頃です。
とにかく精神的にかなりきつかったですし、結果的には別れなかったものの、「別れる」という選択肢を選んでもおかしくない状況でした。
ですが、ほぼ破綻しかかっている関係になっていたにもかかわらず、お互いの言い分を伝えることを何度も繰り返し、なりふり構わず感情をむき出しにして、時に子供のように泣き喚いたりと、それこそすべてをさらけ出して関係を再構築しようと足掻いていた頃でした。
ちなみにこの時、ディセンダントにはtドラゴンヘッドがオーブ一度未満でコンジャンクション、チャートルーラーの太陽水瓶にはt海王星がオーブ1度でコンジャンクションと、改めてチャートを見ると、他者との境界線が曖昧になったり、人間関係に変化が訪れるようなタイミングだったように思います。
活動宮なので「動かずにはいられない」
そのまま自然消滅した方が楽だった可能性もありますが、あえて悪あがきすることを選んでいるのが活動宮のグランドクロスっぽいです。
ちなみにこの怒涛の日々から2ヶ月後、わたし自身のp月によるグランドクロスは解消されましたが、今度は夫の木星蟹を頂点とする太陽天秤と月牡羊のTスクエアに対してt冥王星山羊が絡むことで、やっぱり活動宮のグランドクロスが形成されています。
そしてこの活動宮のグランドクロスはt冥王星が進むことで一旦解消されるものの、逆行にて再度グランドクロスとなった時、夫とわたしは入籍しました。
この時期を今振り返ると、とにかく濃かったなと思いますし、他にも家を購入したり、お互いの家族と顔合わせをしたりと、いろんなことがどんどん進んでいったように思います。
もちろんお互いの意見がぶつかり合い、ケンカも絶えなかったのですが、活動宮のグランドクロスが形成されていたからこそ、立ち止まったり流れに身を任せるのではなく、どうにかして物事を進めていこうと躍起になることができたのかもしれません。
グランドクロスが形成された夫ですが、ネイタル月を見ると結婚の約1ヶ月前にt木星t天王星がコンジャンクションしています。
そして、入籍のタイミングではn太陽にt土星がコンジャンクション。
t冥王星を含むn太陽n月n木星のグランドクロスに、ほぼ同時にt木星t土星t天王星も関与していたわけです。
こういった印象深い配置はやっぱりわかりやすく現実として表れますね。
グランドクロスは正直あまり喜ばれない配置というか、やっぱり大変な状態として表れることも多いです。
ですが、結果論ではあるものの、わたしも、そしておそらく夫もこの配置に追い立てられたことで、「今」につながっている。
活動宮なら、とにかく動くことでがむしゃらに物事を進めようとする。
不動宮なら、こだわりを全部叶えるためにどんなに時間がかかっても決してあきらめない。
柔軟宮なら、その場その場の状況に合わせつつ、時に迷走しながらも落とし所を探っていく。
ネイタルチャートにグランドクロスがある場合、妥協をしない生き方を目指すことが大事なように思いました。