仮に10天体それぞれのサインが同じだったとしても、生まれた場所や時間が異なれば、アセンダントをはじめとしてアングルが異なりますし、もちろんそれぞれのハウスに入る天体も違ってきます。

ホロスコープが個別性の高いものだといわれる理由はここにもあるかと思います。

 

例えばトランスサタニアンといわれ、その影響力も大きい「天王星」「海王星」「冥王星」

 

2024年~2025年はそれぞれサインの切り替わりがみられ、世の中全体の雰囲気に影響するのはもちろんですが、個々のチャートにおいての影響力は人それぞれです。

 

全ての人にいえるのは、トランスサタニアンが運行中のハウスにおいて、その天体の象意に沿ったような現象が起こる可能性があります。


ただ「天王星」「海王星」「冥王星」は運行速度がゆっくりなこともあり、それは目立った形で起こるというよりも、じわじわと時間をかけて気づいたら大きく変化していたという風に表れると考えます。

 

一方わかりやすく表れるのは

「アングル付近にある時」

「個人天体とアスペクトをとった時」

 

なので、とある人にとってはそこまで影響がない場合でも、別の人にとっては嵐のような作用を及ぼす場合もありますし、どのアングル付近にあるのか、どの個人天体とアスペクトをとっているのか、によってその現象は違ってきます。

 

 

前置きが長くなりました。

 

これまで何回か書いてきましたが、今夫のICにはt天王星がコンジャンクション、n月にはt海王星がコンジャンクションしています。

少し前までは牡羊初期度数にあったt土星もコンジャンクションしていました。

 

1.2年前にこの配置に気づき、どんな風にでるのかなと「心配」と「興味」が入り混じったぐらいのかんじでここまで様子をみています。


特にn月は夫にとって健康を表す6ハウスの支配星でもありますので、健康には気をつけるようにくどくならない程度には伝えていました。

幸い今のところ悩まされているのは五十肩くらいです。

 

そしてICにコンジャンクションするt天王星。

 

結婚前の夫は温泉巡りが趣味で、日帰り含め休みのたびにいろんな場所に足を延ばすようなところがありました。

 

ですが結婚後は基本は夫婦で、娘が生まれてからは家族でとなり、「たまには一人で行ってくれば」とわたしと娘が伝えても、それを実行にうつすことはありませんでした。

 

夫の火星はディグニティーでいうと「フォール」にあたる蟹サインの火星であるせいか、おそらくちょっと扱いづらかったり、自分ではうまく使えているように思っていても周囲からみると「それはちょっと」と感じられる部分も見え隠れします。

 

「家族」というものに囚われすぎてしまっているようなところもあるように思いますし、火星には冥王星のタイトなスクエアもありますのでより一層こだわってしまうのかもしれません。

 

ICにt天王星がコンジャンクションすることに気づいてから。


「まさに今だ」と思い、一人でどこか行って来れば?と事ある毎に夫に提案していました。

 

ですが私と同じくチャートの主要な部分に柔軟宮がない夫。

基本、人に促されたからといって行動につながることはありません。

 

なんですが。

 

結論からいうと、夫。

数週間後に2泊3日で湯治に行くことが決まりました。

温泉好きらしい選択です。

 

ICにトランジット天王星ということで、家庭環境の変化や引っ越しなどその人にとって土台となるような部分への影響として表れる可能性が高いですが、これを機に夫はまた一人旅をはじめそうな気もしますし、牡羊月の彼にとってはそれはすごくいいことのように思います。


湯治=温泉での治療というのが、まんまn月にのっかってるt海王星っぽくもあります。

 

アセンダント水瓶の夫にとって、トランジットの天王星、海王星、冥王星は今後長い期間をかけて、ホロスコープの地平線より下側のハウスに影響を与えていきます。

 

チャートにおいて地平線より下側というのは、「自分」を中心とした狭い部分に焦点があたるハウスです。

 

一方、アセンダント獅子の私にとって、トランジットの天王星、海王星、冥王星は現在ホロスコープの地平線の上側にあり、「社会」に焦点があたるハウスにあります。

 

トランジットの天体が、人生のどの段階でそれぞれのアングルを通過するのかどうかによって、その人の生き方の雰囲気って変わってくるように感じます。

 

夫の場合、割と早い段階でトランジット天王星と海王星がアセンダントを通過、トランジット冥王星がMCを通過しているので、「社会的肩書」や「自分」について若いうちに大きな体験をしやすいのかもしれません。

 

ネイタルチャートの地平線より上側にすべてトランスサタニアン天体がある娘もこのタイプ。

 

わたしの場合が逆なので、人生の後半戦になって「社会的肩書」や「自分」についてどうしても考えることが多くなる。

 

仕事について思い悩むのもそこかもしれません。

 

ただ、ハウスは全て「対」になっているので、表立ってその現象が起こるハウスだけでなく、もちろん対向のハウスにも影響を与えます。

 

住まいを変えたり、家族に介護が必要になれば、それに伴い働き方や仕事が変わる可能性もありますし、時間に追われていた人が働き方を変えることで心に安定を取り戻すことができるようになるかもしれません。

 

もちろん出生時間が不明だったりすると、ハウスを確定することが出来ません。

 

過去の出来事を判断材料にして出生時間を予想する「レクティファイ」という占星術の手法もありますが、地道な作業におもしろさを感じる方であれば「自分年表」を作って出生時間を予測することも占星術を学ぶ上での楽しみの一つになるんじゃないかと思います。



本日の夜、占星術鑑定募集予定です。

ご興味ありましたらぜひ。