わたし自身、体調を崩して入院した時。
ネイタル「月」とトランジット「冥王星」のタイトなオポジションが形成されていたことは、度々このブログでも書いていますが、月と冥王星のオポジションについて、娘のことで思ったことがあるので取り上げてみたいと思います。
娘とその父親である夫。
あくまでわたしから見ると、2人は気が合うように思いますし、夫の「月」の娘の「水星」がコンジャンクションしていることからも、会話が弾む同士ともいえます。
ただ娘の水星には「天王星」がコンジャンクションしているので、「夫の気持ち=月」は少しピリピリとして緊張やイライラも同時に感じているかもしれません。
ぽんぽんと流れるようなやり取りで、仲良さげではあるものの、夫にとってはリラックスできる関係とは言い難いですし、娘の「月」にも夫の「火星」がコンジャンクションしていたり、夫の「水星」に娘の「火星」がコンジャンクションしていたりと、一緒にいて穏やかな時間が流れる相手かといえば、占星術的には否定せざるを得ません。
ですが、娘は自分の父親に対して、
「優しいお父さん」という評価を持っています。
「小さい時、よく遊んでくれたし」とも。
2人のシナストリーからは、小さな小競り合いもありつつ刺激を受けるような、いわば「兄妹」の関係のようにも思えますし、一人っ子の娘にとっては父親がそういう役割を果たしている部分もあるのかも。
父親に対して「優しいお父さん」という評価をしている娘ですが、
「小学生2年生の頃、父親と2人で過ごすことが苦痛だった」
といったようなことを、最近娘が口にしました。
よくよく話を聞くと、父親である夫の「過保護」な性質が、娘にとってのストレスになっていたのではと思われるようなことがありました。
娘。
小児喘息をはじめとして熱性痙攣を繰り返したり、肘内障(幼児期によく橈骨頭という骨の一部が靱帯から外れてしまう状態)を繰り返したりと、明らかに周囲のお子さんに比べて病院のお世話になることが多い子供でした。
救急車で運ばれたことも。
体も成長曲線の下のラインギリギリで(これは遺伝の影響が強いかと)3月生まれということもあり、どうしても心配するような場面は多くありました。
娘のネイタルチャートの「月」と「冥王星」の角度をみると、ICにぴったりのる月蟹に対して、向かい側には山羊冥王星がありますが、オーブは7度ちょっとあり、対向サインではあるもののオポジションとは言い難い配置です。
ですが、娘のネイタルの月に対して、「ソーラーアーク」および「トランジット」の冥王星は成長とともに徐々に影響を強めていくような星回りとなっています。
月の年齢域に冥王星の影響を強く受け続けるということで、上記に記したように体調に表れていたようにも思います。
また幼い頃の娘は、特定の物事にこだわりを強く見せたり、音や味に過敏だったりと、母親のわたしからすると「育てにくいなー」と思うような子供でした。
夜驚といわれる夜泣きも激しかったり、時にチック症状が表れたりも。
夜のオムツに関してもなかなか外すことができず、最終的に外れたのは平均的な時期からかなり遅れてからでした。(それこそ医療の力が必要だと医師から診断されるぐらいの年齢で、薬を服用して治療しました)
ただこれらの症状は、夫の性質にも大いに重なるところがありましたし、わたし自身も月の年齢域に限定するのであれば、母から聞いた話によると育てやすいタイプの子供とはいえなかったそうなので「そういった性質が遺伝しているのだろうな」と思いつつ、「個性」といえる範疇のものなのかどうかを、都度都度考えていたようにも思います。
娘のネイタル月に対するソーラーアークとトランジットの冥王星のオポジション。
最初にその影響が外れたのは、トランジット冥王星でした。
小学生1年生の頃で、毎晩の喘息薬の吸入をやめていいと主治医から指示を受け、飲み薬のみとなり、それも1年生の終わりの頃にはなくなるなど、長年続いていた薬が必要なくなるといった変化がありました。
ですがこの時点でソーラーアーク冥王星はネイタル月に対してかなり接近。
そしてそのピークが「父親と2人で過ごすことが苦痛だった」と娘が話した時期にあたるのです。
喘息の薬が必要なくなった娘。
身体も丈夫になり、体調を崩した時もこれまでならそのまま喘息症状として表れるパターンだったのが、ひどくならずにすぐに回復するなど、冥王星的にいうのであれば「生まれ変わった」という表現がしっくりくるようなかんじ。
ですが、基本過保護であり、これまでの娘に対する心配が払拭できない夫。
娘がちょっと咳をしたりすると、体調を過度に気にするような様子がありました。
心配するが故に、娘の行動を制限したりコントロールしようとするような言動が多々見られたり。
わたしがいる時は、そんな夫に対して割と声を大にして反発したりもしたのですが、娘自身は父親に対してそういう態度にでることは難しかったようで。
今回娘から聞いた話では、例えば食事をしていてちょっと咳き込みそうになった時など、父親に何か言われるのが嫌でがまんしたり、がまんが難しい時は食事中だったけどトイレに駆け込みそこで咳き込んでいたらしいです。
また休みの日に友人と遊ぶ約束をしたくても、父親に何か言われるのではないかと心配になり躊躇したりもしたとのこと。
これらを今回娘から聞いて「冥王星のコントロール」ぽい話だなと思いました。
娘のネイタル月とソーラーアーク冥王星が正確にオポジションになっていた時期。
これは母親であるわたしのネイタル月にトランジット冥王星が正確にオポジションとなった時期でもあります。
父親と2人で過ごすことにストレスを感じていた娘にさらに追い討ちをかけるような母であるわたしの入院。
これまでは、わたし自身の入院が娘の「ネイタル月とソーラーアーク冥王星のオポジション」に象徴される出来事だと考えていましたが、それだけじゃなかったんだなと今回娘から話を聞いて知ることができました。
そしてさらにこの時期は、娘のネイタル月とトランジット土星がオポジションとなる時期でもありました。
月と土星のハードアスペクトは、鬱々した気持ちになりやすかったり、感情を表現することを躊躇して我慢しようとするような形で表れることがありますが、だからこそこの時期の娘は、父親のコントロールしようとする態度に対して反発するのではなく、自分を抑えるという形でストレスを溜めていったように感じました。
もともと娘の「月」はメジャーアスペクトのみでいえば、太陽とトライン、火星とセクスタイルと、ハードな配置はみられません。
だからこそ、「月」に対してハードアスペクトが形成された時にわかりやすく出るともいえますし、さらに月はICにコンジャンクションしているので、より影響力は大きいのだと思います。
今の娘に対して、自分にはない「タフさ」を感じることが多いです。
アセンダントが牡羊でチャートルーラーが火星である娘。
その火星は6ハウスにあり、木星と冥王星を合わせるとグランドトライン、さらに太陽がタイトにオポジションとなりカイトを形成することをみても、「冥王星」の大きなエネルギーの恩恵を受けられる可能性を秘めているように思います。
冥王星はMCに一番近いカルミネート天体でもありますし。
幼い頃に経験した「月と冥王星のオポジション」はその土台を作る部分になり得るようにも感じました。