ハードアスペクトの解釈として、

 

「強みにもなりえる部分」だとやっぱり思いますし、私自身のチャートを見てもそれは感じます。

 

ですが、実際ハードアスペクトが目立つ人にしてみれば、物事がスムーズにいかなかったり、何か壁にぶち当たったり予期せぬ出来事が起きた時など、「ハードアスペクトがあるから」とそこに「うまくいかない理由」を結び付けてしまうこともわかります。

 

占星術の鑑定を募集する際、「専門用語を使用することは可能かどうか」を事前にお尋ねし、その方に分かりやすいようお伝えすることを心掛けているのですが、私に申し込んでくださる方に限っていえば、ご自身も占星術やその他占いにご興味があったり、中にはかなり詳しい方も多い印象を受けます。

 

私自身にもいえることですが、占星術の知識があるとどうしても現実の状況とホロスコープを結び付ける思考になりがちなので、「思い込み」のようなものが起きやすくなります。

 

例えばトランジットの金星と木星がネイタルの8ハウスでコンジャンクションしてた時に臨時収入があった場合、また同じような配置が起きた時にそれが繰り返されるのではないかと期待したり。

 

ハードアスペクトの場合は、その思い込みがマイナス方面に出がちというか。

ハードであるがゆえにうまく扱えるようになるためにはそこに苦労が伴うこともあり、占星術の知識があることで「上手くいかないのはこのアスペクトのせい」と思いこんでしまう場合もあるかと思います。

 

思い込みにつながること自体はいいんです。

ただ「行動しない」ことや「最初からあきらめる」理由にしてしまうことがもったいない。

 

ハードアスペクトは使ってなんぼというか、つらくてもその状況に身を置き、トライ&エラーを繰り返すことで新たな境地が見えてくるものだと思いますし、それが自分の強みといえるような部分に変化していくと考えます。

 

これは占星術の進行法の一つでもあるソーラーアークという手法で考えると理解しやすいのですが、例えばもともとネイタルチャートにタイトな月と冥王星のタイトなスクエアをお持ちの方の場合、30歳を迎えたころには「ネイタル月とソーラーアークの冥王星のトライン」と「ネイタル冥王星とソーラーアーク月のトライン」が形成されます。

 

この方がもし、月冥王星のスクエア的なことでしんどさを抱えていたとしても、占星術的に考えるのであれば30歳前後には何らかの形で受け入れることができるようになっている可能性が高いともいえますし、一朝一夕でどうにかなるような簡単なことではないともいえます。

 

またネイタルチャートで月と冥王星のトラインがあったとしても、ソーラーアークの手法で見ると60歳でネイタル月とソーラーアーク冥王星のオポジション、ネイタル冥王星とソーラーアーク月のオポジションが形成されるなど、基本の性質としてソフトアスペクトがあるにしても、長い人生のどこかの段階でハードになる部分がでてくるのです。


ハーモニクス、ハーフサムに関しても、ネイタルチャートのスクエアやオポジションが重要な意味をもちます。

 

もちろん実際にはここにトランジットの星の動きを加味したりしてチャートをよむので、上記の配置の意味にもっと色付けすることが可能になります。

 

 

今年に入って学びはじめた算命学では

「その人の宿命に沿った生き方をすることが自然なこと」

という考え方があります。

 

前述したとおり、私のチャートはハードアスペクト過多です。

さらにいろんな方のチャートと自分のチャートを比較すると「オポジションが多め」だということが見えてきます。

 

占星術でのオポジションは、基本的には対向サイン同士で形成され、それぞれの天体が入るハウスも対向となるので、真正面からにらみ合うような緊張状態があるものの、それを打開しようと実際の行動につながりやすいアスペクトと考えられます。

 

算命学で自分の命式を見た時。

まさに上記がそのまま表れていました。

 

私の場合「安定」や「平穏」な場に身を置くことを良しとせず、不安定な状況や常に緊張感のある状態に身を置くことが宿命に沿った生き方だということです。

逆に宿命に沿った生き方をしていない場合、意にそわない形で思わしくないことが起こるともいえます。


「強い」からこそ、平凡な生き方だと持て余し気味になり、その力を使わないと逆に悪い流れにはまってしまうという、なかなかやっかいなかんじです。

※まだ学び始めて日が浅いので、あくまで今の段階の知識でいえることです。

 

 

この考え方、占星術でのネイタルチャートにおける「ハードアスペクト」っぽいなと思います。


そして実際、いろんな方のホロスコープと算命学の命式を見比べた時、やっぱりリンクしているように感じます。

 

 

ホロスコープにあるハードアスペクトを見ないふりしていると、それは思いもよらない形でやってくる。

だったら自分でどんどん使っていけばいいし、それだけの力をもともと兼ね備えているということかと考えます。


 

私自身、いろんな方に言われて気づくのですが、自分にとっての普通の「がんばり」って、ほかの人から見た時に、「なんでそれができるの」と思うレベルのことだったりすることもあるみたいです。

 

例えば、ぜんそく持ちの幼い娘がありつつ、フルタイムで育休から復帰、さらに資格取得のために勉強していた時期があったのですが、確かに大変だったけど、結果的にはどうにかそれができていたわけです。

もちろんそこには努力が必要ですが、平均値より馬力が上だからこそ、こなせるというか。

ソフトアスペクトのトラインと違うのは、トラインは本人にとってはごく自然なことなので「がんばっている」という意識自体がそもそも芽生えないように思います。

 

「なんだそのくらい、私にもできる」と思われる方もいらっしゃるかと。


もしかしたらそんな風に感じる方は、やっぱりハードアスペクト過多のホロスコープをお持ちなのかもしれません。

 

 

苦労は買ってでもした方がいい、なんて言葉があったように思いますが、ハードアスペクトは「がんばれる力」ともいえそうです。


特に子育てにおいてハードアスペクト過多のお子さんに対しては、先回りして整えることはせず、あえて困難な状況におくことや、最終的には自分の力でどうにかすることにつながるようなサポートの方が合っているように思います。


子供の性質を知ることは大事だけど、例えば「月」や「太陽」だけをみて、その性質に沿った育て方をするかどうかは微妙かなと思います。


その子のチャートによって、負荷を与えることでより伸びる可能性もあるわけで。


植物や木をバランスよく育てる為に、摘心したり剪定するのと似てますね。