後から振り返ると、あれは「人生の転換期」だったなぁ、という時期って誰にでもあるように思います。

その時は気づかなかったりするけれど。



私の場合、いくつか思いつく中で、とくにこれというのをあげてみると。


ディセンダントにt天王星がコンジャンクション

(友人からの影響、かかわる人や環境の変化)


サターンリターン

アセンダントに土星コンジャンクション

(転職とひとり暮らし)


太陽にt海王星コンジャンクション

(結婚)


MCにt天王星コンジャンクション

アセンダントにsa火星コンジャンクション

(資格取得とそれに伴う業務変更)


あたりでしょうか。


こうしてみると、いずれも「太陽」や「アングル」に土星以遠の天体が絡んだ時がわかりやすく転換期として表れているようにも思います。



一方、「月」「金星」に対して、トランスサタニアンの天体が絡んだ時も、色々あったように思います。

盲目的に何かを好きになる、価値観の変化、体調の変化、などなど。


占星術にはまったのも、木星を頂点とする月と金星のTスクエアの金星にトランジット冥王星がコンジャンクションしたタイミングでした。


ただ、太陽やアングルと違って、自分の中では大事だけど、外側から見た時に分かりやすく出たか?といえばそうではないように思います。


例えば、太陽と月にもともとタイトなメジャーアスペクトがあるような場合は、社会的な立場と内的な部分など、一気に大きく動くようなところがあるのかもしれません。



同じ職場で働いている、入社数年の20代中盤の方。


いろいろな事情が重なって、本来一番やりたかったことを諦めて今の会社に入社したそうですが、ここにきて、やっぱり諦めきれずに再チャレンジするとききました。


うまくいく保証もない。

今の仕事もそれなりに好き。

安定を望むなら、このままでもいい。


だけど突き動かされる。


この方のチャートを拝見すると、もともと夢追人になりがちな、火星と海王星のアスペクト(この方の場合はタイトなスクエア)がある上に、ちょうどこの海王星に対して、プログレスの太陽がコンジャンクションしているタイミングでした。

ほとんど動かないプログレス海王星の影響も考えると、p太陽と海王星のコンジャンクションはここ数年続く配置になります。


そしてこのp太陽と海王星がある度数に、長期的にトランジット冥王星が影響を及ぼします。


トランジット冥王星はネイタル火星ともスクエアになりますので、人生の中でがむしゃらにがんばる時が何回かあるとしたら、まさにこの方にとってはここ数年が「その時」といえるのかもしれません。


この方のように、若い時にこういった星まわりがやってくるのか、それともある程度歳を重ねてから訪れるのか、それは人それぞれだと思います。


ただ正直、やり直しのしやすい年齢でこういうタイミングを迎えた方が、スムーズにその波に乗ることに躊躇しないのかもしれません。


今自分が置かれている状況に対して、「こんなはずじゃなった」と思うことはないですが、一方でこの方のように若い時にこういった星まわりを迎えていたら、今どんなふうになっていただろうと考えることはあります。


全てはネイタルチャートありきですし、自分の意思で変えられる部分とそうでない部分があるのは事実です。


ホロスコープは自分を理解するためのツールとして優れていると思います。


ですが「自分の意思ではどうにもならない部分」も見えてくるので、それはある意味とてもきついことかもしれません。


そんな部分を受け入れた上で、自分の手持ちのカードをどう使っていくのか。

不満がつのる状況にあるのであれば、この先どう逆転していくか。


それともモヤモヤは残るけど、このままいくのか。


選択するのは自分ですし、どちらを選んでもそれでいいのだと思います。



ただ自分に関していえば、木星の年齢域に入り数年過ぎ、人生の折り返し地点にはもう到達したかなという感覚があるからか、「死ぬ時の後悔はできるだけ少ない方がいい」という気持ちが芽生えてきているのも事実です。


「今」の失敗や苦労より、「死ぬ時後悔したくない」を先に考えるようになった分、行動が変わってきているようにも思います。


この変化もトランジット冥王星がディセダント付近をウロウロしていることによる影響かもしれません。