先日の月蝕を伴う乙女座満月以降。


緊張状態というか、なんとなく落ち着かないかんじがずっとあります。

いわゆる「パキっている」かんじに近いかも。


久しぶりに夢をみました。


戦火の中、空襲を避けるために集団で避難する夢。

頑丈そうな建物の中に入るものの、赤くなっている遠くの空を窓からみて、いつ自分のいる場所に及んでくるんじゃないかと恐怖におびえている。


そして、目が覚めた時のものすごい疲労感。


夢占い的なものでいえば、プレッシャーや心の不安定さ、困難から逃げたい気持ちなどが表れてるようですが、うーん、よくわかりません。


ただ「満月」というのは、月に光の強さがピークに達する時でもあるので、その刺激は体を活性化させ、出方によっては血の巡りがよくなりすぎて興奮して眠れないなんてことがあるようです。


満月に出産や犯罪が多いと言われているのも、上記が関係してるのかも。


「手術」など、体にメスを入れるようなことは、出血量が多くなりがちなので、できれば避けたいなんて話も占星術的にあるようです。



そんな満月。


そういえば、今年の太陽回帰図は満月の配置だったなぁと思い出しました。


過去にも同じ配置の年があったとしたら、何かしらの共通点をそこから見出せるというのが占星術的な考え方ですので、さっそく遡って調べてみました。


過去30年ほどを調べてみたところ、満月の配置は意外なことに1回のみ。


そしてそれは、まさに今の仕事に転職した年の太陽回帰図でした。



「満月」といえば、実りの時。

そしてその先はいらないものを手放していくような流れとなります。


これから新しい仕事につくのに手放していく?


ちょっと変な感じもします。



ただよくよく考えると、太陽回帰図自体はその年1年の雰囲気を表しますが、太陽回帰自体は、前職をまさに退職するそのタイミングだったんです。


太陽回帰を迎える1ヶ月くらい前に転職活動を開始し、ちょうどこの頃から有給消化に入っていたようにも思います。


もちろん自ら希望して転職したわけですが、前職も8年ほど勤めていたので、どこか寂しさのようなものはありました。

転職自体も、仕事内容や人間関係に対する不満があったというわけではなく、自立するためにもっと収入をアップさせたかったというのが理由でしたので。


今更ながらこの年の太陽回帰図を見ると。

自分は前職やそこでの人とのかかわりに対して、やり切った分、さらなる発展は望めないこともわかっていたから、転職の流れになったようにも見えてきます。

10ハウスの月の近くには土星もあり、「責任」ということがのしかかってきそうな太陽回帰図。


ちなみに太陽は4ハウスですが、実家を出て一人暮らしを始めたのもこの年です。


この時はサターンリターン直後で、アセンダントをトランジット土星が通過したばかりの時期とも重なります。



そして「満月の配置」に対して、「新月の配置」の時はどうだっかを見てみると。


結婚した年の太陽回帰図が、まさに新月の配置でした。


新月の配置といえども、水瓶の月は4ハウスにあるのに対して、水瓶太陽は5ハウスと若干の開きはあります。


4ハウスには水星とドラゴンヘッド。

5ハウスには金星、木星、海王星、キロン。


この年は結婚もそうなんですが、それより自分的に大きかったのは同時に家を購入したこと。


4ハウスっぽさがでているのと同時に、月には10ハウスの火星がオポジションをかけています。


家を購入する際、夫婦でローンを組んだので、がんばって働かないと感もでているような。


なんにしても、新しい家での夫婦2人での新生活のはじまりっぽい太陽回帰図かもしれません。


アセンダント天秤で、チャートルーラーの金星は5ハウスで木星とコンジャンクション。

オーブをゆるめにとれば、海王星も合になります。

新婚旅行は国内ですが、家から飛行機の距離の場所へ行き、一週間くらいかけて車で温泉地巡りをしました。

温泉を「海王星」と結びつけるのは安直でしょうか。

癒し効果もあるけれど、妊娠初期は避けた方がいいといわれるように、その成分が効きすぎることで湯当たりしたりもするし。



太陽回帰図での新月配置。

さらにもう一回ありました。


9ハウスの太陽と月。

月はチャートルーラーでもあります。

そしてMCには海王星がコンジャンクション。


この年の印象的な出来事といえば、占星術講座にはじめて参加したことでしょうか。

それまでの数年は書籍等で独学だったんですが、もっと本格的に学びたいと思っての行動だったと思います。



あくまで自分の太陽回帰図から見た限りですが、満月では達成したものを手放すからこそ、新たな道がみえてくるかんじなのに対して、新月はそれまで曖昧だった気持ちをよりはっきりさせた上でのスタートというかんじがします。



太陽回帰図の月相だったり、月のサインがどこにあるかを調べて検証してみるのも楽しそう。


そんな今は、深夜2時過ぎ。

満月からは数日過ぎましたが、今回は月蝕を伴っていたということで影響力は強い分、私のパキってる状態はもうしばらく続くのかもしれません。


そしてこの記事を書き終えようとしているタイミングのチャートを確認してみると、トランジットの月は蠍サインで、私のドラゴンヘッドにぴったりのってる。

※〇〇°〇〇′までぴったり。


ちょっと、うわっ、と思ってしまいました。