NHKの大河ドラマ「光る君へ」が最終回を迎えましたが、今回は藤原道長役の俳優の柄本佑氏について。
私が書くまでもないのですが、魅力的な役者さんだなと感じます。
この方、「色気」という言葉と合わせて評価されることが多いですし、わたしももちろん同意なんですが、チャートを拝見すると納得の「金星冥王星コンジャンクション」をお持ちです。
しかも冥王星が本来の性質を一番発揮しやすい蠍サインでのコンジャンクション。
この金星冥王星に対して、オーブは若干ゆるめですが火星木星のトラインがあります。
金星はその人の魅力に関係する天体だと思いますが、冥王星でぐっと凝縮された魅力が火星木星でダダ漏れになっているようなかんじなのかもしれません。
さらにチャートを見てみると、射手サインの太陽天王星のコンジャンクションに対して、月は双子で満月の配置です。
お昼前後に生まれていればオポジションが形成されます。
天王星は俯瞰した捉え方が得意な天体ですし、太陽と月のオポジションは自分を客観的に見るような性質が出てきます。
柔軟宮の太陽と月ですし、演じられる際は相手の俳優さんに上手く合わせ、その魅力を最大限に活かすことで、ご自身も魅せるという相乗効果が生まれているんじゃないかと想像します。
射手太陽と双子月なので、ちょうど今年はトランジット木星双子の影響でさらに勢いづいている状態。
写真家の森山大道氏と荒木経惟氏が撮影した写真集が出版されるんですよね。
すごく気になる!
ただ受注販売、シリアルナンバー入りということで、やっぱり思い入れが強いファンの方が手に取るようなものを想定しているのかなと思います。
しかもこれ見ちゃったら、どはまりしてしまう気がするので、ここはあえて避けた方がいいかなとも。
柄本佑氏といえば、俳優の柄本明氏です。
息子さん2人とはまた別に、大好きな俳優さんの1人です。
高校生の時、友人が俳優の榎木孝明氏のことを「かっこいい」と話していたんです。
私はなぜかそこを「柄本明氏」と勘違いしていて、うんうんいいよねー、などはじめは相槌を打っていたんですが、友人が氏について「ダンディ」とかそんな感じのニュアンスの言葉を使い始めたので、あれ?っと思ったんです。
よくよく確認すると、お互い違う俳優さんについて話していたことがわかったんですが、今思うと柄本明氏を好きな高校生の自分はなかなか渋い趣味をしていたなと思います。
ちなみにこの友人はお母様の影響でYMOが好きで、教授こと坂本龍一氏が好きでしたので、方向性としては確かに榎木孝明氏にいくのも納得です。
柄本明氏は金星と天王星のスクエアをお持ちです。
そして天王星には木星のオポジション。
金星を頂点とするTスクエアとなります。
私は柄本明氏がいくら善良な役を演じられていたとしても、何か裏があるんじゃないか、どこかで裏切られるんじゃないかと思ってしまうんですが、そこがこのアスペクトに表れているようにも感じます。
父息子2人とも「金星」がトランスサタニアンと絡んでいますね。
次男の時生さんはどうだろう?
柄本明氏。
水星天秤がノーアスペクトなんですが、私の木星が頂点の月と金星のTスクエアと合わせるとタイトな活動宮のグランドクロスが形成されます。
多分惹かれる理由はここかなー。
自分の反応しやすい部分に氏の演技が刺さってくるんでしょうね。
あくまで今回はお二人のチャートを拝見しただけですが、やっぱりその存在感がそのまま才能になる方のホロスコープって、トランスサタニアンが効いていたりと「派手さ」があるように思います。
出生時間がわからないので、アングルやハウスの解釈が入ってくるとまた印象は変わるかもしれませんが。
適材適所といいますか、うまく自分を活かせる場所に身を置くことが、特にトランスサタニアンが効いている人にはプラスになるんじゃないかと感じました。