敬愛する占星術師の方が、先日おっしゃっていたこと。
「占う側と相談者が対等であるように」
鑑定の際に意識することとしてあげていました。
理由として、立場的に占う側がどうしても上になりがちなので、相談者によっては言われたことを鵜呑みにしたり、受け身になってしまうことを避ける為だとか。
この方はご自身のチャートを公開されていて、アセンダントは牡羊なので、ディセンダントは天秤になります。
「相談者=お客様」との向き合い方について「対等であること」を意識するあたり、ディセンダントの天秤っぽさが、その占いスタイルに出ているように感じました。
では自分は?と考えた時。
私のディセンダントは「水瓶」です。
太陽サインも水瓶なので、その違いがいまいち自分ではわかりにくいのですが、私はお客様と接する時は水瓶っぽいスタイルを大切にするのかもしれませんし、それは太陽が表す目指す方向とも一致するので違和感がないように思います。
水瓶っぽいスタイル。
思い込みに引きずられないようにすること。
あくまでチャートに表れていることから読み取ること。
さまざまな技法を組み合わせることで多角的にチャートを読むこと。
このあたりを意識していますが、確かに水瓶っぽいといえばそうかもしれません。
あと、鑑定をご依頼下さった方はわかると思うのですが、「断定」した言い方はあまりしないように思います。
選択権や決定権は当事者に委ねます。
占いを受ける側が「明確な答えが欲しい」「未来を決めて欲しい」というスタンスでいると、占い依存になってしまうということはよく言われます。
そんなタイプの方には、多分合わないんじゃないかとも思いますし、このブログを読んで申し込んでくださる方は、そこはご理解いただけているように思います。
自分自身の性質として、アセンドント獅子や太陽水瓶が不動宮であったり、活動宮が多い事、アセンダントにコンジャンクションする土星の配置からみても、「人に自分の事を委ねる」という感覚がもともと薄いので、それらを求める方がいることは理解していても、その気持ちに共感することは難しいのかもしれません。
ちなみにこんなこと書いてると、なんかあった?と気にされる今までのご依頼者様ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんが、他意は全くありません。
また占いを仕事に、と考えるのであれば、MCに従ったやり方であったほうが「成功」はしやすいともいえます。
例えば私の場合「牡羊」なので、すでに世の中にあるスタイルを踏襲するよりも、荒削りでも自分なりのやり方を目指したり、失敗を恐れず行動にうつしていくとか。
人の目も気にしない方がよさそうです。
ただこれ。
そうだとわかっていても、できるかどうかはまた別問題。
そんな風に思うことって実は多いのではないでしょうか。
そしてMC牡羊は12ハウスの月蟹とスクエアなので、新しいことにチャレンジすることに葛藤がありますし、慣れ親しんだやり方につい引っ張られることも多いです。
占星術は「自分を知るツール」としては優秀だと思います。
ただ、知ったからといってうまく活かせるかどうかはまた別というのは、自分を見ていてもわかります。
右に進んだ方が早くて安全とわかっていても、左にどうしても惹かれてしまうこともあったりと、そんな矛盾がホロスコープに表れていることも多いです。
それこそがハードアスペクトであったりもするんですが。
ですがその矛盾があることを知ることで、ただ流されるのではなく、自分で選ぶことが可能になります。
それぞれの場面で、スムーズに行きそうな方を選ぶか、はたまた苦労は想像できるけど進んでみたい方を選ぶか。
これはどっちでもいいと思うし、占う側の立場としては、決めつけたくないとも思っています。
あえて書きますが、上記は私が意識している占いのスタイルです。
ですがいろんなタイプの占い師さんがいることはありだと思いますし、同じ相談者でもその時の状況によっては、自分の気持ちに寄り添った対応をしてくれるような占いや、引っ張り上げてくれるような占いが必要なこともあれば、可能性や方向性を指し示すことのみを求めるような時もあると思います。
柔軟宮が多い占い師さんは、あえてスタイルを決めずにやっていくのもいいのかもしれません。
逆に不動宮が多めなら、やっていくうちにどんどん自分のスタイルが確立されていくかも。
活動宮が多めなら、最初は目標となるスタイルの方を目指すのもありだと思います。
(ちなみに私はこれでした)
そして。
程度の差はあれ、「占う側」に足を突っ込んでいるような方は、自分の占いスタイルについて一度考えてみるのも大事かもしれません。