「火のエレメント」と「水のエレメント」について思ったことなど。
出勤時、職場の違う部署の方がものすごく怒っていたんです。
子供のように地団駄を踏み、怒りを全身で表現してる。
そしてその正面にはその方の上司。
なんだろー、と気になりながらも、時間がないのでスルー。
夕方、その方と2人きりで話をする機会があったので、朝の出来事について聞いてみたところ次のような話がありました。
その方は基本1人で事務作業をしているのですが、ダブルチェックが必要な業務に関しては、同じ部署内の違う業務を担当している方にお願いするそうです。
仮にAさんとします。
ですがその方曰く、Aさんはいつもいつも非協力的で、自分の好きな仕事しかしないとのこと。
耐えきれなくなり直属の上司に思わず怒りをぶつけていたのが、今朝のシーンだったとのことです。
そして、その怒りにつながった具体的なエピソードを伺いました。
なんですが、その方の話を聞いた限りでは、そこまでAさんが非協力的だと私には感じなかったんです。
ん?
なんかこれAさんの言い分も聞かないとわかんないぞ、と思ったり。
なにやら「誤解」がそこにはありそうな気がしました。
そんなわけで、
「一度話をしてみた方がいいのでは?」と、
思わず口にしてしまったんです。
すると私の言葉に対して、きっぱりと返してきました。
「話す必要なんてない。」と。
私はそれ以上は何も言いませんでしたが、心の中では「話さなきゃわかんないだろうに」とメチャクチャ風のエレメントっぽいことを考えていました。
意思疎通がうまくいかなかったりした時に、何かそこに「理由」があるのでは?
と考えるのは、物事がなんでも理屈で説明できると考えがちな風のエレメントっぽいです。
なんでそうなったかを知りたいし、それを知ることで解決策が見つかるかもしれないし。
ですが「話す必要なんてない。」と言い切ったこの方、太陽と月が火のエレメント、水星と金星と火星が水のエレメントで、個人天体が全て「火」と「水」で構成されています。
火も水も理屈云々よりも、自分の直観や感情を大事にします。
たとえ理屈が通ったとしても、それが納得する理由にはならないのが、火と水のエレメントのように思います。
風のエレメントからみるとそこは理解できない部分だし、おそらく地のエレメントから見るとルールやマニュアルを持ち出したくなるように思います。
でも火のエレメントは理屈やルールに囚われないからこそ、新しいことに挑戦したり現状を打破することも得意ですし、水のエレメントはたとえそれが正論や道理に反したことだとしても、相手の気持ちに寄り添うことができるからこそ、他者を救うことにつながります。
個人天体が風2・地2の私が、火と水の多いこの方の発言にモヤっときたのは事実なんですが、エレメントの性質の違いを考えるきっかけにもなったのでよしとします。