日々、いろんなところから入ってくる情報を見ていると。

 

「自分の居場所」がないことについて、悩んでいたり、もしくはそれを手に入れるために努力している人が多いことに気づきます。

 

 

占星術で「居場所」といえば、MC-IC軸かと思います。

 

IC(4ハウス):自分が心落ち着ける場所・素の自分が受け入れられる場所

MC(10ハウス):結果を求められる場所:肩書や看板が受け入れられる場所

 

こんな風に考えることができると思いますが、例えば自分が家族や家庭に「4ハウス」的な意味合いを求めていたとしても、そこで求められるのが「10ハウス」的なことだとしたら、心落ち着ける場所にはなりえません。

 

例えば4ハウスでいうならば、

「条件付きの愛情」だったり、「役割のみ」を求められたり。

 

いい子でなければ愛されない。

成績で自分の家庭での評価が決まる。

性別や生まれた順番など変えることが難しいことで役割が求められる。

「父親」や「母親」としての役割の押し付け


などなど。

 

 

また仕事や社会って10ハウス的な場として考えられますが、そこで自分の役割を見出せず、「居心地のよさ」だったり「無条件に受け入れられること」ばかりを求めてしまうと、苦しくなるかもしれません。

 

上司や同僚など、自分にとって嫌な人がいたとしても、そこでは「役割」をもって結果を出すことで自分の居場所を確保することができると思います。

もしくは仕事の能力としては、秀でたものがなかったり、逆に人に助けてもらうことが多い人だったとしても、職場のムードメーカーだったりするなど、そのキャラクター性が「役割」として重宝されているのであれば、居場所を確保することができます。

 

犬や猫がいる会社ってたまに聞きますが、彼らは具体的な仕事をしたり成果を上げることはなくても、その存在が他のメンバーの癒しや元気のもとになることで、間接的にその会社で貢献していますし、そういう会社だからこそ取引を希望する企業や顧客もいるかもしれません。

 

 

4ハウスは必ずしも家族や家庭である必要はないし、10ハウスが仕事である必要もありません。

素の自分を出せる場所や落ち着ける場所がリアルな世界にもしないのなら、バーチャルな世界でもいいですし、今の職場で役割を持てないのなら、お金につながらなくても自分の資質を有効に活用できる場所を求めることも大事だと思います。

 

もちろん1ハウスで自分自身を打ち出し、7ハウスで人との関係性を構築することも必要になってきます。

 

1.4.7.10のハウスカスプは「アングル」とよばれ、それぞれのハウスについては「アンギュラーハウス」といわれます。

 

カメラを構えるときに「アングルを決める」なんて言い方をしますが、アンギュラーという言葉を調べると、「角度」「角ばった」「角のある」「とがった」なんて意味があるようです。

 

そんな意味も含めて考えると、4ハウスや10ハウスの居場所って自然に用意されるものというよりは、積極性が必要になってくるのかなと思います。

 

 

ネイタルチャートに表れている4ハウスや10ハウス。

どんな天体が入っているのか、はたまたアスペクトはどうなのかなどを見た時に、努力なくともそこが手に入りやすい人もいれば、そうでない方ももちろんいると思います。

 

自分にとっての4ハウス的な安心できる場所や、10ハウス的な社会での居場所を作る方法。

 

それぞれのハウスのカスプルーラーがどのハウスに入るのかをみたり、4ハウスなら8・12、10ハウスなら2・6とソフトな角度になるハウスをみることで、解決策は見えてくるかもしれません。

 

またタイトなハードアスペクトやアングルにかかる天体など、その人の特徴的な部分がどういう場なら受け入れられやすいかを考えてみるのもいいかと思います。

 

 

「その悩みはどこからきているか」

ホロスコープを読むということは、こんがらがった悩みの糸を少しずつほぐし、わかりやすく伝えていくことなのかなと最近は考えます。