前回の記事にて、2番目の犬のことを書いた後。

 

1番目の犬は、生まれた日はわからないものの、出会った日とおおよその時間ははっきり覚えているので、ホロスコープにそれらしき配置がないか気になりました。

 

私が小学生の頃。

近くの公園(といっても、遊具がちょっとあり子供が遊ぶようなかんじというよりも、ピクニックなどするような広い公園)で、まだ仔犬だったその子を保護したのは父でした。

 

しばらく飼い主を探したり、公園の管理事務所に伝えたりしたものの飼い主は見つからず、首輪等もしていなかったこともあり自宅に連れてきたそうです。(昭和の時代なので、そういう迷い犬や捨て犬もわりと見かけました。学校の校庭に犬が突然入り込んできたり。)

 

ちょうどその日は私の家庭訪問の日で、家の前で近所の子と遊びながら担任の先生がやってくるのを待っていました。

なので、日付と共に時間帯もしっかり覚えているんです。

 

そんなかんじで犬がうちにやってきた日時でチャートを出してみたところ、目立つところとして以下のような配置がみられました。

 

 

①私のネイタル天王星に対して、トランジットの月がほぼ誤差なくコンジャンクション。(0度03分)

 

②ネイタル金星に対して、トランジット火星もコンジャンクション。(オーブ1度未満)※木星を頂点とする月と金星のTスクエアへのアスペクト

 

③ネイタル火星とプログレスの月がオポジション。(オーブ1度ちょっと)

 

 

一つ一つこじつけてみます。

 

①の「ネイタル天王星」は、ミッドポイントで見た時に太陽/月の軸に当たります。

そこにトランジットの月がきたタイミングでの出会い。

ちなみにこの軸にトランジット木星がきた時に娘は生まれています。

 

これ、もちろん「太陽」と「月」という重要なミッドポイントだからこそ自分にとっての重要な出会いという解釈もできるんですが、ここに接触する「天王星」は私にとっては7ハウスカスプ水瓶のルーラーとなりますので、以下のようにもとることができます。

 

「7ハウス」は対人関係や契約を表す場所なので、「出会い」についてみる時は7ハウスに在室する天体を見るのと同時に、7ハウスカスプルーラーを確認し、そこに対してアスペクトをとる天体があればみたりします。


私の場合は7ハウスカスプは「水瓶」ですので、「土星」か「天王星」に着目します。

なのでn天王星に進行や経過の天体がアスペクトする時は、出会いのタイミングともいえます。

 

またアスペクトしてくる天体の種類や角度で、その出会いがどんな意味をもつのかみることができて、例えば娘の出産の時はn天王星に対してT木星がオポジションではいってきたタイミングだったので、「社会的な関係」を表す出会いともとれます。

これは、母娘の関係が戸籍に記されるものだったり、娘の存在があるからこそ、私は「母」として社会的に認知されるわけだったりと、好む好まないに関わらず公的な関係になるわけです。

もし、自分が仮に「母親役」を放棄したとしても、公的な手続きを踏まなければそれは認められないというのが「木星」の表す社会的な出会いのようにも思います。

 

一番目の犬は、この「私にとって出会いのポイントになる天王星」にt月がほぼ誤差なくコンジャンクションとなったタイミングでやってきました。

「月」なので、私的な関係であったり感情を共有するような関係になりそうですが、私にとってこの犬は「母」のような存在であると同時に「自分の一部」のような存在でもあったので、「月」が巡ってきたタイミングでの出会いというのはすごく腑に落ちました。

 

ただ、トランジットの月だけだと、約1か月の間にn天王星に対して何度もアスペクトを形成するのでちょっと弱いですし、同時に以下に書いた②と③の配置があったからこそ、犬は家族になったのかもしれません。

 

 

②の木星を頂点とする月と金星のTスクエアに対してのt火星のアスペクトは、ああ、なるほど、というかんじです。

これは自分の過去検証や相性検証でほんとによく見るパターンで、かなりタイトなこのTスクエアになにかしらの天体がアスペクトする時は、後からでも思い出せるような出来事があったり、自分にとって重要な人物とのシナストリーにはこの配置がよくみられたりします。

n金星とt火星の組み合わせは恋愛の出会いっぽさも感じます。

犬と出会ったのは、私のn金星がt火星に刺激されていたタイミングで、ちょっと高揚しているというか心拍数が上がっていたような時だったのかもしれません。

吊り橋効果的なものもあったかもしれないし、だからこそ「特別な縁」を犬に対して感じてしまったとか。

 

 

③のネイタル火星とプログレスの月のオポジション。

正確なオポジションを形成していたのは、この出会いの日から1か月程前に遡ります。

プログレスの月は5ハウスを運行中。

自分の「好き」を表現しようと気持ちが高まる時期ですが、そこに「火星」がアスペクトすることで、その気持ちを隠しておくことはできず感情のまま行動するような衝動となって表れやすい時期だったようにも思います。

 

犬が家にやってきて、父と私は飼う気満々でしたが、最初は渋っていた母。

犬か嫌いというわけではなく、この先一生その子に対して負う「責任」をその時点で一番理解していたのが母だということは大人になった今だからこそわかります。

現に一番犬をかわいがってたのは母だと思います

 

その日の夜、私は布団の中で声を押し殺してメソメソしてたそうです。

自分では覚えていないんですが、母曰く「泣くほど犬が飼いたいのね」と思ったとのこと。

そしてそのことで母は折れ、犬は正式に家族となりました。

 

私のn月は12ハウスにあったりn土星とゆるめですがコンジャンクションしているせいか、感情豊かといわれる蟹サインの月であるにもかかわらず、自分の気持ちを表現するのが子供の頃は特に苦手でしたし、わかりやすい形で自分の欲求を表に出すことはあまりなかったように思います。

 

ですが、p月にn火星がオポジションになっていたこの時期、感情がストレートに出過ぎるような、制御できないようなかんじになっていたのかもしれません。

普段涙を見せない娘が、こっそり泣いているところを見た母親。

これはしょうがないな、とほだされたのかと。

 

 

こうやって改めて出会いのタイミングのチャートを見てみると、①②③の配置はどれも効いている気がしますし、一番目の犬はやっぱり私にとって、そこにいることが当たり前すぎる「月」的な存在だったのだと思います。

 

 

「出会い」のタイミングのチャートをみることで、相手が自分にとってどういう存在なのかが見えてきますし、その先どんな関係性に発展していくのかを予測出来たりもします。

 

また「出会い」を求めているなら、7ハウスカスプルーラーに求める関係性を表している天体がアスペクトするタイミングで行動を起こすなど、使いようはありそうです。