とある理由で、娘の出産時のトランジット(=ネイタルチャート)について改めてみていたら、おお、なるほどと思うことがありました。

 

娘の「木星」は、私の太陽と月のミッドポイントになるんですが、同時に

 

(私)太陽/金星=木星(娘)

(私)太陽/木星=木星(娘)

 

と、なんだかいい感じになります。

これは私のネイタルチャートに木星を頂点とする月と金星のタイトなTスクエアがあるからですが、まぁなんにしても、出産&娘の存在が私にとって喜ばしいものだったことは事実ですし、それが星の配置でも表れているのがおもしろいです。

 

 

また同時にこんなのもあります。

 

(私)月/天王星=太陽(娘)

(私)月/天王星=火星(娘)

(私)月/天王星=金星(娘)※45ソート

(私)月/天王星=土星(娘)※45ソート

 

「月」と「天王星」の組み合わせは、石川源晃氏の40軸では「突発軸」なんていわれているのですが、ここに「火星」が加わるとケガや事故のような形で出るという解釈もできます。

 

 

私、娘の出産の翌日、手術をしているんです。

というのも、娘の出産時、分娩の進みが早すぎたせいか、はたまた私のいきみ方が下手だったのかはわかりませんが、ちょっとしたトラブルがありまして。

結局、次の日に手術台にあがり、部分麻酔を使用してオペとなりました。

 

「火星」には刃物という意味もあり、そこから関連して外科医、外科手術も関連するキーワードとしてあげられます。

 

この軸に接触する娘の火星、まさにそのままです。

結局この手術の影響で、入院が長引きました。

 

さらにいうと二十歳になった頃、保険外交員をしていた親戚のつてで、とある民間の医療保険に加入していたんですが、それが定期の貯蓄型の保険だったのでちょうど妊娠が判明した頃に終了となる運の悪さ。

もちろん貯蓄型なので払い込んだ金額よりは少ないにしても戻ってくるお金はそれなりにあった多のですが、妊娠出産時は何かとトラブルも考えられるので、その時期に保険が切れるというのはなんとも心もとなく。

結局いろいろ調べてお守りという気持ちで妊娠3か月頃に妊婦でも入れる共済に改めて加入しました。もちろん妊娠出産時のトラブルにも保険が下りるタイプのものです。

 

それが、娘の出産時のトラブルに「入っていてよかった!」となり、入院は長引いたものの結局保険が下りたので、トータルでプラスの金額になりました。

 

これは「火星」の接触だけでなく、「金星」の接触もあったからともいえるかも。

 

ただ、同時に「土星」の接触もあるので、喜ばしいことばかりでもなく。

オペ後、薬が切れてくると痛みが強くなってくるし、本来であれば産後の御祝い膳が提供されるはずが、しばらくはおかゆとかそんな感じの食事だったり。

また、いきむのはNGだったので、傷口開いたらどうしようとトイレに行くたびドキドキしてました。

足のむくみもひどくて着圧ソックスも使用したり、点滴で強い薬が入ってる間は母乳をあげることもNGだったので、パンパンに張った胸の痛みと格闘しながら母乳を絞り出したりと。

 

でも、「精神的なつらさ」よりも、どちらかといえば「肉体的なつらさ」の方が勝っていたせいか、もしくは出産ハイだったのかはわかりませんが、今思い返してもみても、あんまりつらい記憶としては残っていません。

つわりの方が断然しんどかったし、どちらかといえば、毎日病室に来る夫に辟易していました。

(一人になれる状態がないとつらいタイプ)

 

 

また、かなりのスピード出産だったので、周囲から長引く陣痛のつらさを耳にしていた分、拍子抜けだったというか出産そのものはあっという間でした。

深夜に破水?と思われる兆候があり、そのまま様子を見ていたらこれは陣痛っぽいと思い、病院に電話。

着いたらすぐ分娩台→出産となり、夫がそれぞれの両親に電話で連絡をいれたものの、生まれるのはまだまだ先だろうと思っていたようです。

 


娘のアセンダントは牡羊の方の度数なんですが、あと数分遅くなると、アセンダントは牡牛になります。

牡羊のアセンダントだと、チャートルーラーが「火星」となり、それが人生の目的を表す「太陽」とアスペクトをとっている状態なので、娘にとってはアセンダント牡羊の方が火星が使いやすくていいかもしれません。

 

もし牡牛がアセンダントだと、チャートルーラーの金星は12ハウス側でライジングプラネットとなり(牡羊の場合は1ハウス側でライジングプラネット)、土星とのタイトなオポジションになりますので、数分のみの差でもだいぶチャートの雰囲気は変わってきます。

 

牡羊のアセンダントで産まれるために急いで出てきたのか?

それとも牡羊気質の強い娘だからこそ思い立ったら今、と母の都合なぞ考えずに勢いよく出てきたのか?

どちらにしてもきっと急いでいたんでしょうね。

 

また娘の牡羊サイン初期度数にある「水星天王星コンジャンクション」が突然のひらめきで、この世に出てきたかんじもします。

 

牡羊って「今を生きる」という言葉がぴったりなサインだし。

 

 

他にも私のMC関連の軸に娘の天体が接触するケースが多いです。

結局娘はタイトなオポジションを二つ持っている上(太陽火星と金星土星)、そこにタイトなセミスクエアができるので(太陽金星と火星土星)、この4つの天体はセットで私の軸に接触するかたちになります。

 

(私)天王星/MC=太陽(娘)

(私)天王星/MC=火星(娘)

(私)天王星/MC=金星(娘)※45ソート

(私)天王星/MC=土星(娘)※45ソート

 

例えばこの軸を「社会での個性での確立」「社会的立場の突然の変化」なんて風によむとしっくりきます。

仕事復帰する際、誰もが悩む部分だと思いますが、育児と家庭と仕事の自分なりのバランスを見つけていく必要がでてきます。

「働き方」について考えざるをえない状況が訪れるし、小児喘息等で丈夫とはいえないタイプの娘だったからこそ、急遽仕事を休むことも多かったのです。

 

なので、「自分が休んで遅れた分は自分で取り返すことができる仕事」ができたらなぁとつくづく思いましたし、だからこそ今後の働き方についていろいろ考えました。

 

そういう下準備?が功を制したのかトランジットの天王星がMCに差し掛かったあたりで資格を取得し、ソーラーアークの火星がアセンダントを通過した時にその職種に従事することになりました。

 

毎日のように夜泣きをする娘を横に見ながら資格取得の為の勉強してましたし、朝から晩まで1番ハードに動いてた時期かと思います。

保育園から持ち帰った山のようなどろんこの服の下洗いとか。

火星の年齢域だからこそできたようにも思いますし、ちょうどこの頃セカンダリーの太陽牡羊とセカンダリーの火星蟹がばっちりスクエアだったので、思うようにならない状況があったからこそ火星は無茶振りができたのかもしれません。

思考のしすぎは迷いにもなり、判断を遅らせることにもつながりますが、そもそも考えている時間がなかった気がします。



今日の夜あたり、占星術鑑定お一人募集予定ですので、ご興味がありましたらぜひ。