先日購入した、いけだ笑み先生の新刊。
ひと通り読み終わりましたが、すごくいい。
説話社の「占い選書シリーズ」の一冊ということで、持ち運ぶのに便利な小さめのサイズとお財布に優しい価格もかかわらず、内容が濃いです。
誤植が何ヶ所かあるのと、8室土星が抜けてしまっているので(こちらはXでアナウンスあり)版を重ねてからの購入の方がいいのかもしれませんが、私は今買ってよかった!と思いました。
「熱冷乾湿」の説明があったり、ハウスを対で説明していたりと、占星術のあれこれの仕組みみたいなものがこの本にはわかりやすく説明されています。
天体の品位の項の「デトリメント」の説明。
私たち夫婦は、
夫 土星獅子
私 土星蟹
と、2人ともデトリメントになるサインに「土星」があるんですが、以下のようにありまして。
▪️土星蟹
叱られたり、厳しくされて学ぶことなどないと感じる。抱き癖はついてもいいし、結局は甘えたい願望が満たされた人が強く育つと思うので、甘やかしてゆこうと思う。
▪️土星獅子
制限やルールは自由を侵害する要素。
ほめて育てたほうが自信を持った子に育つと思う。子どもにはやりたいようにやらせたらいい。
なんか「土星」の部分だけみると、寛容な親ぽいなと思いますが、実際そうなのかもしれません。
私は土星蟹そのままの考えだし(これは月も蟹であるからも大きいと思いますが)、夫は制限はかけようとすることもあるけれど最終的には娘のやりたいことを一緒に楽しんだりサポートすることが多いです。
娘の太陽魚と月蟹はトラインの角度をとっていますが、子育てに対して父母それぞれの考え方が方向性が同じで矛盾していないともとれますね。
アセンダント水瓶の夫にとって、土星はチャートルーラーですし、私にとっても土星はライジングプラネットであり、太陽水瓶のルーラーでもあります。
なので土星的な「ルール」や「制限」はもちろん意識しやすいし、なんでもありというわけではないんですが、お互いデトリメントに位置する土星なので、この本にあるように「正攻法」ではないんです。
わかりやすくいえば、勉強がんばってそれなりの大学入って、大手企業に就職してというのはなんか違うと考えがちかも。
「土星」が求める、自分に責任をとれる力を育てようとすることは同じなんですが、一般的ではなくてもいいとはお互い思っているかもしれません。
以前受講した講座で、デトリメントの天体の説明でわかりやすかったのが、例えばMCルーラーがドミサイルやエグザルテーションであれば、不動産屋さんで部屋を借りる時に社会的信用を得やすい職業だったりするけれど、デトリメントだと「この人に部屋貸して大丈夫?」と思われやすい仕事や、ちょっと人に言いにくい職業だったり。
デトリメントとフォールの違いももちろんあるんですが、たぶんうまく説明できないので興味があれば書籍等でご確認ください。
そんなかんじでデトリメントの土星をもつ、父母2人ですが、娘はエグザルテーションの「土星天秤」だったりします。
このあたりは、親の「土星」的な部分に対する反発とまではいかないにしても、反面教師的に自分の土星を磨いていくのかもしれません。
夫のチャートを見ると、デトリメントやフォールになる天体が多めです。
太陽天秤 フォール
金星乙女 フォール
火星蟹 フォール
土星獅子 デトリメント
ですが、
水星乙女 ドミサイルとエグザルテーション
木星蟹 エグザルテーション
でもあります。
人のことはいえませんが、夫はかなりクセの強いタイプのように思います。
ですが、同時に人たらし的な部分もある。
7ハウスに在室する「水星」「金星」「土星」をみてもギャップは確かにあるかもしれません。
しかも金星にはバーテックスがコンジャンクションしていますので、金星的な部分を社会との関わりの中で求められやすい。
でもフォールの金星なので、万人に受け入れられる愛され感というよりは、刺さる人には刺さる、となりやすいのかもしれません。
ちなみに私がこの人なんか好き、と思う人は性差関係なく「金星乙女」の人がかなり多いです。
マニアックな感じの人が多いなという印象。
私も土星蟹がデトリメントであることにプラスして、太陽水瓶もデトリメントだったりします。
なので、太陽のある意味自己中心的な部分が出にくいというか、やたら周囲に気を使うようなところはありますね。
飲食店などでの、「お客様は神様」的な態度を否定する社会になりつつありますが、夫と私にとっては当たり前というか、お水や食事を持ってきてもらった際は「ありがとうございます」はもちろんだし、お店を出る際は「ごちそうさまでした」を必ず言います。
いい人ぶるとかそういうことではなく、「相手がどう思うか」を意識しやすい太陽だからこそそうなります。
いいとか悪いとかではなく、そういう雰囲気の太陽だからできることもあるんです。
太陽はよく「王様」に例えられますが、カリスマ性で国民を率いる王様もいれば、みんなの意見を聞くタイプの王様もいるかもしれない。
国を納めるということは同じだけど、やり方が異なるわけです。
「土星」だけでなく、「太陽天秤の夫」と「太陽水瓶の私」という部分をみても、子育てにおいて娘の意見にはしっかり耳を傾けそうなかんじも確かにします。
夫婦はお互い自我を出しすぎる体があり、些細なことで喧嘩もよくしますが(私の火星双子と夫の水星乙女がスクエア)、「太陽」は緊張のない角度なので、「家族の方針」みたいな柱はしっかりしているかんじです。
私の太陽水瓶には夫の土星獅子がオポジションで、ここまで「結婚生活の維持」というかんじもしますが、水瓶サインにある太陽に対してのルーラーの土星のアスペクトはハードではあるものの受け入れやすいものですし、よくよく考えるとそれぞれのチャートルーラーがアスペクトしているってことになります。
(夫はアセンダント水瓶で土星がチャートルーラー、私はアセンダント獅子で太陽がチャートルーラー)
アセンダントの素の行動をそのまま出しても受け止めてくれる相手ともいえるかも。
(ハードアスペクトなので、もちろんそこに緊張はありますが)
私は月とMCがスクエアなので社会的な自分と気持ちの部分で相入れないこともある分、家では気を遣わないで行動できるというのは大事な気がしますし、夫も太陽と月がオポジションだからこそ、アセンダント水瓶的に家では振る舞うことが大事。
ですが獅子と水瓶でどちらも「個」を重視する部分が共通しているからこそお互いぶつかるともいえます。
本をきっかけに、久しぶりに家族や夫婦について考えてみました。
